年も明け、2008年を迎えました。生物学オリンピック・インド大会の国内選抜では、まもなく2次選抜の結果も出るようです。 世界の成績と、日本の成績 今回は、日本を含むアジア諸国の、各オリンピックの成績を比較してみたいと思います。(2007年実績)
こちらは参考までに、物理オリンピックにおける各国の成績推移です。
好成績のアジアの中で、追いつけぬ日本これらの表を見て、まず読み取れることは、アメリカやロシアなどの大国に並び、アジア諸国が全体の中で非常に良い成績を上げているということです。
その中で、日本は参加が遅れたこともあり、なかなか追いつけずにいます。この違いは、どこにあるのでしょうか。
国際生物学オリンピック日本委員会の松田良一東京大学准教授や、石和貞男お茶の水女子大学名誉教授にお話を伺いました。
その中から見えてきた背景には、さまざまな理由がありました。 |