生物の優れた機能を応用する

【夏合宿レポート】

2009年8月4日

8月4日 3時限目
「生物の優れた機能を応用する」
軽部 征夫 東京工科大学学長 東京大学名誉教授

自然界にあるシステムを応用した最新テクノロジーを設計する「バイオニクス」の第一人者、軽部征夫先生が登場。

冒頭、古代から作られていたビールやワインなども、発酵という機能を応用したものだと紹介し、生命の機能を応用する研究の講義が始まりました。
「メンデルが遺伝の法則を発見し、それをどう応用するかで次の発明が生まれる。それが遺伝子組み換えである。」と、今回の合宿のテーマにも触れバイオニクスの歴史をひもといていきます。

「ウイルスの遺伝情報がA4用紙1枚分。細菌はそれの1000ページ分。ヒトゲノムにいたっては、図書館ひとつ分くらいある。」
難しい話に、わかりやすい例えを交え、熱弁をふるう軽部先生。
それに応えるように、一生懸命ノートをとる塾生たち。

 


質問の時間では、 「寿命は延ばせますか?」
「クローンは他の生物に影響を与えないのですか?」
「脳細胞を複製し、記憶障害の治療に応用できますか?」など、たくさんの質問が相次ぎ、「なかなか難しい質問するねぇ」と軽部先生を驚かせました。

(事務局・大野)

軽部 征夫 先生 プロフィール
工学博士。独立行政法人 産業技術総合研究所 産学官連携推進部門 連携研究体 バイオ技術産業化センターセンター長。バイオニクス(生体工学  科学的方法や自然界にあるシステムを応用して、工学システムや最新テクノロジーの設計や研究を行う学問領域)の第一人者。
過去の、超高感度免疫反応の研究、土壌診断用バイオセンサの研究開発、健康食品の分析法の開発等で、日本化学会学術賞、フランス政府教育功労章、発明協会発明賞、バイオセンサー国際賞、文部科学大臣賞受賞等多数受賞。

ストリーミング動画

 

授業で使われた資料


 

 

   
   
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