ケイソウ化石は何を語るか

【夏合宿レポート】

2009年8月8日

8月8日 3時限目
「ケイソウ化石は何を語るか」
小澤 静江 江戸川区立春江中学校教諭
お父さんが化石学者で、幼い頃から家の中に化石がゴロゴロあったという小澤静江先生。
そんな環境とお父さんの研究に望む姿に触発され、化石に興味をもったということです。

化石は大きく分けて2種類。アンモナイトなど地層が堆積した時代がわかる「示準化石」と、アサリやシジミなど堆積した時代の環境がわかる「示相化石」。

示相化石であるマンモスの写真を見せ、「マンモスって、なんで寒いところに住んでいたってわかるの?」「マンモスとふつうの象の違いは?」と、塾生に次々と質問を投げかける先生。塾生は積極的に答えたり、となりの人と相談したり。マンモスの化石は何を語っているのか?思いを馳せます。

化石の基本を学んだところで、先生が教えている中学校での観察を紹介しました。
先生の中学校がある東京都江戸川区は、海抜ゼロメートル地帯で昔は海か川だったという場所。
「自分たちの住んでいる場所の過去を知る」という目的で、藻の一種であるケイソウを観察しました。
ケイソウは何百種類もの形があり、円形のものは海水、それ以外の形のものは淡水に住むという特徴があります。その特徴を利用して、ケイソウの形で、この場所が昔は海だったのか川だったのかを判断するという観察です。
地道に顕微鏡をのぞきつづけた結果、円形のケイソウを発見。先生の中学校は、昔は海だったということがわかりました。

化石が語る昔の姿。
生徒は想像力をはたらかせ、わきあいあいと進められた講義でした。

(事務局・大野)

小澤 静江 先生 プロフィール
江戸川区立春江中学校教諭。

 

授業で使われた資料


 

   
   
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