8月8日 7時限目
「天体観測・”星のはなし”
」
瀬戸 治夫 江戸川区立小岩第ニ中学校主幹
この日最後の授業は、瀬戸治夫先生の天体観測。
曇りがちで、観察できるかどうか直前まで検討されていましたが、時間を1時間遅らせて、雲の隙間から見える木星や月を、この日のために準備した望遠鏡で観察しました。
最初に、教室で星座早見盤の使い方などを教わり、研修所の庭に出ます。富士山の山小屋の明かりや、月がかろうじて見えるか見えないかくらいの晴れ具合。ちゃんと見ることができるのか、不安なまま望遠鏡をのぞくと…
「見えた!」
「すごーい!!」
「きれい!」
あちこちで歓声が響きました。
観測しているうちに、塾生を待っていたかのように見る見るうちに雲が流れ、後半にはさそり座や夏の大三角形も、望遠鏡を使わなくても見ることができました。望遠鏡を覗くと、月のクレーターや、木星の4つの衛星がくっきり。
見えた星を写真で撮影しようと悪戦苦闘する子がいたり、芝生に寝転んで友達と話しながら星を見上げる子がいたり、流れ星を見つけた子がいたり。それぞれが思い思いに夜空を満喫し、名残惜しそうに部屋に戻っていきました。
(事務局・伊奈)
瀬戸 治夫 先生 プロフィール
江戸川区立小岩第ニ中学校主幹
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