目に見えない放射線を発見しよう

【夏合宿レポート】

2009年8月10日

8月10日 2時限目
「目に見えない放射線を発見しよう」
三菱重工㈱ 三菱原子力PA推進センター 
この時間の実験のテーマは、「放射線」。私たちの目には見えない自然放射線の痕跡を探る様々な方法を、三菱重工原子力PA推進センターの皆さんから学びます。
最初に制作に取り掛かったのは、放射線の通った後が観察できる、「霧箱」。

 

まずはその原理を学びます。霧箱の原理は、飛行機雲の原理と同じ。その条件は、空気が冷えていること、水蒸気がいっぱいあること、飛行機雲を発生させる物体が飛んでいること。これらの環境を整えるために、アルコールをしみこませたスポンジを入れたシャーレをドライアイスの上に置き、その中に「サマルスキー石」という放射線を出す鉱石を入れて、ふたをします。部屋を暗くし、上からのぞくと…

最初は「えー?」「どれ?」と戸惑いがちだった塾生たちでしたが、しばらくすると、教室に「見えた!」「飛んでるー!」という感動の声があがりました。注意深く観察すると、鉱石から不規則に何かが飛び出したような線状の霧が見えます。これが、放射線の通った跡(飛跡)です。

その後、放射線を測定する「はかるくん」を持って、研修所の近くの浅間神社へ。朝は雨が降っていましたが、このときは雨も止み、無事に出発。教室で計った測定値と、神社の中の様々な場所の測定値を比べます。神社の中の木では低い数値が、記念碑に使われている石では高い数値が。

今、合宿最後の授業。今までの授業で学んだ姿勢を活かし、測定する場所によって差が出る原因を、自分たちなりに探っていました。塾生は、目に見えないものの跡を感じることができ、その実体に興味を持ったようでした。

(事務局・伊奈)

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