8月10日 4時限目
「閉塾式」
有馬 朗人 創造性の育成塾塾長 (元文部大臣・元科学技術庁長官・元東京大学総長)
7日間の授業を終え、ついに閉塾式を迎えた塾生たち。
有馬朗人塾長もこの閉塾式に駆けつけ、塾生一人一人に今回の「創造性の育成塾」夏合宿の修了証書を手渡しました。名前を呼ばれ、有馬塾長から修了証書を受け取る塾生は、緊張気味だったり、嬉しそうだったり、十人十色。
8日前には見ず知らずの塾生同士。この夏合宿で、塾生は何を学び、受け取ったのでしょうか。有馬塾長に「おめでとう」と声をかけられながら修了証書を受け取った塾生たちの嬉しそうな顔は、それぞれの個性を活かした成長を期待させるものでした。
修了証書授与のあとは、有馬塾長による講義。
「エネルギー教育の必要性」というタイトルで話された有馬塾長は、人口の増大や、それに伴うエネルギー問題について話し、「日本の産業技術は世界でも最高レベル。エネルギー問題に備えて、新エネルギーの開発を進めなければならない」と、原子力発電所を中心とした新エネルギー技術発展の必要性を説きました。
そして最後に、「人間の技術、叡智は無限です。だから、好奇心を持ってそれを活かしてください。頑張って、大いに活躍してね」と、塾生に激励の言葉を送りました。
閉塾式をもって、すべての授業を終えた塾生たち。「創造性の育成塾」で、多くのことを学んでくれたことと期待します。
(事務局・伊奈)
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