「講話・閉塾式」鈴木 寛 創造性の育成塾 塾長代理 / 東京大学公共政策大学院教授/慶應義塾大学特任教授

最後の講義は、塾長代理の鈴木寛先生です。先生は東京大学公共政策大学院教授と慶應義塾大学特任教授を兼任されており、多方面で活躍されています。

従来の常識にとらわれていては上手くいかないVUCAの時代に必要な心構えを伝える鈴木先生。
特に印象的だったのは、公共哲学に関するお話です。限られた医療資源の中で、患者の受け入れの優先順位をどう決めるのか。塾生は9つの選択肢から優先順位を1から3まで決定した後、自分の考えをペアで共有しました。

意見が完全に一致していたのは25組中1組のみ。
同じ問題を生成AIに問うと、聞く時期やモデルの違いによって異なる回答を示したそう。
このように複数の正義がある中で判断しなければならない問題は生成AIには任せられないと、鈴木先生は言います。そして、自分の価値観も、異なる価値観の人の意見も尊重することが重要だと訴えました。

講義の後は閉塾式。塾生は鈴木先生から修了証書を受け取ります。

「ここでできた仲間を大切にして、未来を信じて頑張ってください!」と激励する鈴木先生。
塾生がここで得た学びをどう活かし、出会った仲間たちとどのような時代を創造していくのか。育成塾OGとして、塾生の将来がとても楽しみです。

(11期生・岸田 彩花)

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