サインに応じる中村会長
熱心に聴いてくれました。居眠りする子、私語やよそ見をする子は一人もなく、昨年秋に北京の清華大学の学生に講演したときのような、強い視線を感じ、集中している気迫が伝わってきました。
その熱心な姿勢に応えようとこちらも真剣勝負で、知らず知らずに力が入りました。
講話後の質疑応答の時間にも、活発に手が挙がり、言葉遣いをはじめ態度もしっかりしていましたし、質問の内容も的を射たものばかりでした。司会者の方が打ち切らなければずっと手が挙がり続けたと思います。
最後に大変驚いたのは、質疑応答を終えて、会場から出て玄関に向かう廊下で、2~3人の女子生徒が追いかけてきて「先生、サインをお願いします」と頼まれたことです。
「先生」と言われたことも含めて気恥ずかしい感じもしましたが、まさに一期一会でもあり、それぞれに高い志をもって自らの道を歩んで欲しいとの思いを込めて、一人ひとり名前を聞きながら応じました。
2~3人だと思っていたら、いつの間にか長い行列ができてしまっていて困惑もしましたが、不公平にならないように、時間いっぱいまで応じました。 |