今回、参加したのは、同塾のホームページなどでの告知に応募して、厳しい選考審査を経て選抜された子どもたちです。子どもたちを積極的にさせたのは、理数好きで、参加意欲の高い子どもたちばかりであることと同時に、合宿研修で40人が互いに切磋琢磨する面もあったと思います。
的確な機会が与えられれば、子どもたちは自らを向上させる気持ちに富んでいることを改めて実感しました。
いかに子どもたちそれぞれが持つ能力を引き出し、磨いていくか、そのために、私たち大人、特に産業人として何ができるのか、私自身も考えさせられる好機となりました。参加者の中から将来ノーベル賞科学者が生まれるかもしれませんし、モノづくりの道を選んでくれる人も出るかもしれません。
いろいろな期待を膨らませながら、会場を後にしました。
ちなみに、講話の中でも紹介したリスーピアは、8月5日で開設1周年を迎えました。これまでに当初の予想を越える20万人以上の方々に来場いただきました。関連するイベントも充実し、体験の場としての魅力も増し、リスーピアの存在が広く知られてくるようになりました。
子どもたちの夏休みも残り少なくなり、自由研究などの追い込みで活用している子どももいることでしょう。
さまざまな機会を通じて理数好きの子どもたちが増えることを期待しています。 |
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