8月3日 4時間目(14:30~)
リスーピアチーム
(パナソニック)
実験ショー&工作教室
4限目は、理数の魅力と触れあう体感型ミュージアム・リスーピアの講師の方々による実験です。 「正多面体」「磁石」「光」の3テーマについて、ユーモアを交えて楽しい実験を行っていただきました。
まずは、手を動かして正四面体を作り、図形の展開図について学びます。
さらに、正多面体どうしの持つ関係について、模型を用いて視覚的に説明していただきました。
続いて「磁石のふしぎな性質」というテーマで、磁石に関する数々の実験を実演。細かな磁石の破片を集めてもわずかな磁力しか得られませんが、これらを一度磁石に近づけると、全体で強い磁力を持つようになります。
大量のクリップが付く様子を見た塾生からは大きな歓声が上がりました。これは磁石に近づけるとN極とS極の向きが揃うからで、鉄が磁化するのも同じ理由だとの説明に、塾生たちは納得した表情を浮かべました。
最後に「まほうのメガネ」と題して光の実験を行いました。はじめに、穴の開いた紙に分光シートとセロハンを貼り付け、眼鏡を作ります。分光シートを通して蛍光灯を見ると虹色に見えることから、白色光は様々な色の光が合わさってできていると教わりました。
続いて赤色・緑色のセロハンを通すと一部の色が見えなくなる様子を観察し、この原理を用いれば1枚の絵で複数の絵を表現できる、と説明していただきました。塾生たちは作成した眼鏡を通して様々な絵を眺め、裸眼の場合との見え方の違いを楽しみました。
実験の終わりに、「面白いな、と思ったことを調べてみると様々な発見がある。自分で何かを掴みとってほしい」とのメッセージをいただき、大盛り上がりの実験ショーが終わりました。
(4期生 高倉隼人)
経歴
パナソニックセンター東京 リスーピアは、2006年8月5日に、理科と数学に興味を持っていただくきっかけ作りの場としてオープンいたし、今年で9周年を迎えます。
年間40万人以上、累計270万人以上のお客様にお越しいただき、学校での利用も多く、
年間約1,800校、累計9,000校の学校にご活用いただきました。