8月2日 1時間目(9:00~)
牧野 順子
(品川区立
荏原第六中学校
副校長)
ものづくりと創造性
タワー(塔)をつくろう
「ここでしかできないこと。創造性を育みましょう。」
3日目の講義は、初日から運営委員としてもお世話になっている、牧野順子先生の実験から始まりです。
テーマは、「A4の紙一枚で自立型のなるべく高いタワーを作ろう」。
牧野先生は、紙で出来た箱など日常で使われているものを例に出し、紙だけでいかに強度を出すのか、塾生たちにヒントを与えます。
タワーづくりは、制限時間は50分。3人1組のチームで制作します。
3人で知恵を出し合い、より高いタワーを目指します。
まずは、設計を考えます。塾生は、みんな真剣そのもの!
円錐型?三脚型?円筒型?高さと安定性を兼ね備えたタワーを作るためのアイディアがどんどん出てきて、時間はあっという間に過ぎていきます。
しかも材料は、紙だけ。のりなどは使えない中で、どうやって紙を繋げようか? 問題がたくさん出てきます。
そして、いよいよ紙を使って作り始めます。
計画通りにいかない!時間がない!うまく組めない!
OGもスタッフもチャレンジし始め、みんな本気で取り組みます。
途中で土台が壊れちゃった!傾いてしまった!時間がなくて計画していたものを作れなかった!チームごとに様々な問題がありながらも、なんとかみんなタワーが完成。
一番高いタワーはなんと129センチ!すごいですね。
続いて2位は、72センチ。3位は69センチという結果でした。
「ものづくりは大切です。想像力を育むだけではなく、グループでは仲間とともに協力し作業する楽しさを学ぶことができます。ぜひこの育成塾でたくさんの仲間を作り、一緒に多くのことを学んで、羽ばたいてください!」
牧野先生から塾生へのメッセージをいただき、試行錯誤のタワーづくりは無事終了しました。
(2期生 加藤茉里)