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8月2日 2時限目

筧 捷彦 早稲田大学 名誉教授(情報オリンピック・数学オリンピック)
コンピュータにできること・できないこと— プログラムとアルゴリズム −



情報オリンピック日本委員会の理事長を務める筧先生の講義。
開始直後、配布された「ビーバーコンテスト」の問題に、塾生たちは熱心に取組み始めました。 ビーバーコンテストは、情報オリンピック日本委員会が開催する、小学生から高校生までを対象にした情報科学のコンテストです。今回、塾生向けに出題された問題は、中学3年生から高校1、2年生向け。中学2年生の塾生にとってハイレベルな問題でしたが、塾生は積極的に手を動かして挑戦しました。



塾生が問題を解いている間、先生は講義の導入として、コンピュータに関する豆知識を伝授してくれました。「パソコンのキーボードはタイプしにくいように意図的に配置されたものである。」「コンピュータの性能は2年間で2倍になる。」など、塾生にとって新鮮な知識でした。


問題を解き終えた塾生は積極的に挙手をして、自分の回答を発表します。塾生の回答を聞いた筧先生は、「どうすればコンピュータが効率よく計算(処理)できるか、それを思いつくこと、考えることが大切」とアドバイスしました。



最近では囲碁や将棋、チェスなどのゲームにおいて、コンピュータがプロ相手に勝利したというニュースが話題になっています。しかし、そのようなコンピュータのプログラムには、必然的に勝つアルゴリズムが書かれているわけではないようです。
そもそも、私たち人間はそれらのゲームの必勝手順がわかりません。どのように考え、どのように実行することでゲームに勝利するのか、そのプロセスを探るのが人工知能の研究であり、私たち自身を知ることにつながるそうです。



最後に先生より、「このようなアルゴリズムを考えて競う情報オリンピックに挑戦しよう!」とメッセージが送られました。 「今までプログラミングを経験したことがある人はいますか?」という質問に対しては、10人前後の塾生の手が挙がりました。小中学校でICT教育が普及し、多くの生徒が情報科学に興味を持つ機会が増えている中で、今回紹介のあった情報オリンピックにも挑戦し、世界にはばたく塾生が誕生することを期待します。

(6期生:土山絢子)

 




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現職

(特定非営利活動法人)情報オリンピック日本委員会 理事長
(公益財団法人)情報科学国際交流財団 理事長


略歴

1968年 東京大学工学部計数工学科卒業
1970年 東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了
1970年 東京大学工学部助手
1974年 立教大学理学部数学科講師
1978年 立教大学理学部数学科助教授
1986年 早稲田大学理工学部数学科教授
1991年 早稲田大学理工学部情報学科教授
2007年 早稲田大学基幹理工学部情報理工学科教授
2011年 藍綬褒章
2016年 早稲田大学定年退職
2016年 早稲田大学名誉教授


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