レポート一覧

一流の講師陣による講義・実験の様子をレポートします。



7月29日(土) 3時限目

海士部 祐紀
灘高3年/8期塾生 (化学オリンピック)

「化学グランプリから
 国際化学オリンピックまで」


 創造性の育成塾8期生の海士部さん。
「4年前、皆さんと同じ聞く側で、難しくも興味深いご講義をお聞きしていたのを覚えています。」と、講義を始めました。 「国際化学オリンピックとは?」「国際化学オリンピックにどうやったら出場できる?」「国際化学オリンピックの醍醐味は?」などについて、詳しく説明してくれました。

国際化学オリンピックでは、筆記と実技の試験がそれぞれ5時間行われます。この試験の成績順に金メダル、銀メダル、銅メダルが授与されます。試験以外にも、遠足やお別れパーティーなどが行われるようで、大変充実した10日間を過ごせるそう。海士部さんにとっては「異国の地で過ごすのも醍醐味の一つ」だったようです。

国際化学オリンピックに出場するには、予選として、日本国内で行われる化学グランプリに出場する必要があります。ここで行われる筆記試験と実技試験で、上位20名に入ると代表候補に選ばれます。代表候補に選ばれた生徒には、大学初歩レベルの教科書が配布され、各自で勉強します。その後、1月ごろに行われる1回目の代表選抜で候補が10人に絞られ、さらに、3月頃の2回目の代表選抜で、最終的に4人まで絞られます。
(詳しくは http://icho.csj.jp/index.html をご参照ください。)


 国際化学オリンピックの醍醐味は、「化学という共通項を持った仲間と出会い、ともに研鑽を積む機会が得られる」「本格的な化学を、大学の先生方から直に教わることができる」「海外の同世代の生徒と一週間、共に遊び、競い、生活することができることにある」と話してくれました。

続いて、科学の甲子園についても説明してくれました。こちらは、何人かでグループをつくり、各自の得意分野を活かして、ロボット作製や化学実験といった課題に取り組むそうです。



 最後に、「国際化学オリンピックは、化学好きな高校生が目指す目標のひとつとしてよい選択だと思います。化学だけでなく、生物や地学など自分の興味のある分野に、ぜひ挑戦してみてください。」「予選だけでも参加すれば十分良い経験が得られますよ。」と、塾生にエールを送っていました。


(5期生 逸見知世)


講師紹介

現在:

私立灘高校3年生


略 歴:

2012年 灘中学校入学
2015年 灘高校入学

 

 

受賞歴:

2016年 第48回国際化学オリンピック 銀メダル獲得
2017年 第6回科学の甲子園 4位入賞
2017年 第49回国際化学オリンピック 銀メダル獲得


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