1時限目で、たくさん質問があがった熱意あふれる48人の15期生。この時間は、4人グループに分かれて議論しました。テーマはSDGsの13〜15のゴール。司会を務めるのは、村越先生と高田先生です。講義の冒頭、村越先生から「皆さんの取り組みが未来を変える」と呼びかけられた塾生たち。「これから1年間で、自分たち(塾生メンバー)ができること」と「2030年までにできること」の2つを話し合いました。
まずは、テーマ決めから。「13 気候変動に具体的な行動を」「14海の豊かさを守ろう」「 15陸の豊かさも守ろう」の3つの中からグループで話し合うテーマを選びます。塾生たちは、お互いの意見を尊重しながらテーマを決めていきました。
今度は、取り組みのアイデアを出し合います。
塾生たちからは、電気を消す、ゴミを分別する、旬の野菜を買う(促成栽培や抑制栽培より二酸化炭素削減に繋がり、日本文化の発展にも繋がる)、マイバック&マイボトルを持つ、魚の乱獲防止のためにMSC・ASC認証をみんなに知ってもらう、できるだけゴミを出さない、ゴミをアートにする…などのアイデアが出ました。また、2030年に向けての行動で出た「排出ガス削減のために車より公共交通機関を使おう」との意見では、「バス酔いするんだけどな」との一言も(笑)。事前に調べてきたことや学校で学んだことなどすべてを活用して、アイデアに磨きをかけていきました。
最後、各グループの代表1人が、アイデアを1分30秒にまとめて発表しました。身近にできることとしては、シャワーの時間を1分少なくしよう、マイボトルを持ち、紙のストローを使おうなど…2030年までにできることについては、再生可能エネルギーで生み出した電気を使う、森林保全に経済的利益をつけるなどの意見があがりました。
高田先生は、事前によく調べてきたことや、それぞれの意見をわかりやすくまとめて発表できたことなどを褒められ、「同年代のみんなが築いたこの時間は大切だから、今後に活かしてほしい。今日話したプロジェクトをもっと話し合って、ぜひ実現してほしい。」とのエールを送っていました。短い時間で、直接会えない中、話し合い、学び合った15期生の姿に流石だなと尊敬の念をいだきました。
【記事:小林舞未(14期生)】