課題研究 「クリエイティブタワーコンテスト」最終日

新聞紙だけで、いかに高く、美しいタワーを作れるか?
課題研究最終日は、この2日間で練ってきた計画をもとに、実際にタワーを作成します。

タワー制作の制限時間は、25分。
チーム3人が手分けをして作業を進めていきます。合宿終盤となり、塾生たちはすっかりうちとけた様子。てきぱきとコミュニケーションを取り、タワーを作っていきます。

新聞紙を細く丸め高さを出すチームや、小さな箱をたくさん作り積み上げていくチームなど、個性豊かなタワーが部屋のあちこちで誕生していきます。

そして、制限時間の25分が経過。
各チームのタワーの高さ計測と、コンセプトなどのプレゼンテーションが行われました。

「法隆寺の五重塔を参考にした」「花の構造を取り入れてみようと考えた」「改めて世の中のタワーはすごいと実感した」「みんなと協力し作ることの楽しさを感じることができた」など、試行錯誤を繰り返しながらのタワー制作は、様々な気づきがあったようです。

最も高いタワーを作った「ベストハイエスト賞」は、Gグループ!【記録:286㎝】
エッフェル塔と東京タワー、そしてカメラの三脚を参考に、天井を突き刺すほどの高さと安定感のあるタワーを作成しました。

ベストハイエスト賞:Gグループ

塾生や運営委員の投票によって選ばれる「グッドデザイン賞」は、Hグループ!
三つの支柱を三角形になるように設置し、中心の大きな柱を支える構造。細い棒が絶妙なバランスで組み上げられ、お互いを支えています。

限られた材料と時間で3人が協力し、一つのタワーを作り上げる。
豊富な知識を持っている人、手先が器用な人、リーダーシップのある人…様々な個性が融合し、創造性あふれるタワーが出来上がりました。仲間と協力する楽しさを実感できた課題研究でした。