塾生紹介

塾生たちの自己紹介と夏合宿のまとめを掲載します。

塾生番号 01~
塾生番号 11~
塾生番号 21~
塾生番号 31~
塾生番号 41~

まとめ発表の映像は、こちらでご覧いただけます。

塾生番号01  明石 弥恩(あかし みおん)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

瀬戸内海に面し、大小さまざまな島々が点在する、穏やかで温暖な気候に恵まれた、香川県丸亀市に住んでいます。
讃岐平野にそびえ、讃岐七富士の一つ、讃岐富士とも呼ぶ飯野山があります。中腹では安山岩の一種であるサヌカイトが取れます。

好きな教科

理科、国語

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活:理科部
趣味:読書、百人一首、音楽を聴くこと

夏合宿に向けて一言・意気込み

今までにない貴重な経験をさせて頂くので、多くのこと学び吸収して、これからに生かしていきたいです。よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

私がこの合宿で感じたことは、私たちの身のまわりには理解できているようで、できていない物事が溢れているということです。
二日目の二時限目に大隅先生が仰っていた
「面白い、しかも大事な問題はまだまだ無限にある」
という言葉が、私の心に強く響きました。
それは、もうわかりきったことかもしれないけれど、私はこれまでに私の目の前に立ちはだかる問題を“面白いこと”として捉えられていなかったと思います。面白いことを、解決しないまま問題として残しておくのは惜しい。だったら、その問題を一つでも多く、解決することができる人間に私はなりたい。今回講義をしていただいた、私が尊敬する大先生方にも解決できていない問題が有るのならば、先生を超えて、その問題を解決するのが、私でありたい。そう、私は思いました。
今はまだ、とても未熟で誰もが出来ていない何かを成し遂げられるような人間とは程遠い私でも、自分に不足しているものは何かを理解し、持っていないものは手に入れようと努力し、駄目なら自分なりの補い方をし、少しでも夢に近づきたいです。
最後に私たちを支え、ご指導してくださった多くの先生方、そして13期生の皆さん、貴重な八日間を有難うございました。

塾生番号02  五十嵐 瑶希(いがらし ゆずき)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

東京都八王子市に住んでいます。
名前にもある通り、「ハチオウジアザミ」が発見された場所があります。この種は、東京都八王子市にしか自生していなく、アザミの中でも特殊な茎を生やし、繁殖するという変わった種です。
自宅の近くには、その貴重なハチオウジアザミの保護増殖に関わっている公園があり、よく散歩で訪れます。

好きな教科

理科、数学、体育、音楽

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

陸上競技部に所属しています。
専門は短距離走で、100メートル走で地域予選を勝ち抜き、この夏、都大会に出場します。
学校外の活動では幼いころから習っているピアノを続けています。

夏合宿に向けて一言・意気込み

理科の各分野で研究をされている先生方の貴重な講義を受け、専門的な知識を学ぶとともに、様々な人の様々な物事の見方・考え方を塾生の仲間と共有したいです。この育成塾では、常に昨日より一歩前へ進んだ今日を求め続けていきたいと思います。
短い期間ではありますが、宜しくお願いします。

夏合宿のまとめ

私は「知ること」と「理解すること」は違うという題で、学んだことを話したいと思います。
「知っていることと解ることは違う」
これは、大隅良典先生が植物の液胞について、お話をされていた時におっしゃられた言葉です。
さて、知っていることと、解るということの差は何でしょうか。

物事の原因と結果の間には、必ず「理由」があります。「知っている」ということは、物事の原因と結果の存在をただ知っているだけであり、「解る」ということは、その物事はなぜ、存在しているのかという理由を理解することだと思います。物事を「知っているからいいや」と終わらせるのではなく、「知っているけど、なぜそうなるのか」「なぜ、それは存在しているのか」と追究し、そして、その存在意義を理解したとき、初めてその物事を「解った」と言うことが出来るのではないでしょうか。
これは、全てのことに共通して言えると思います。「目に見えるすべてが、なぜあるのか」その探求心から、発見は生まれるのだと学びました。

この合宿で講義を受け、私は知っているけれど解っていないことが多くありました。なぜ解っていなかったのか、それは、物事の存在の意義を追究することがなかったからです。しかし、これからは知ったことを知っているだけにするのではなく、「解っている」と胸を張って言えるまで理解しようと思います。
1週間ほどと短い間でしたが、ありがとうございました。

塾生番号03  鵜飼 亮堂(うかい りょうどう)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

千葉県船橋市に住んでいます。
「ふなっしー」が有名でした。

好きな教科

数学・物理が好きです。
生物が少し苦手です。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

硬式テニス部に所属しています。
クイズが好きです。

夏合宿に向けて一言・意気込み

受かったからには先生方の講義をできるだけ多く吸収し、「科学」についての知識を広げたいです。よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

僕は、これから自分が社会に出るときのために、「考える力」を伸ばしておこうと思いました。
「考える力」とはなにかを上田先生は教えてくれました。それは、マニュアル力、考える力、想像力の総合力であることです。それぞれ簡単に説明します。
まずマニュアル力とは、大学入試まで大事とされる力です。答えが一通りしかない問題を早く正確に解く、いわゆる「学力」と呼ばれる力です。これは沢山の「型」を知る必要があります。僕は開成という学校に通っている以上この力はある程度持っていると思います。
しかし、これから必要とされるのは考える力です。物事を長時間考え抜き、物事の本質を見抜く力のことです。僕にはこれがまだまだ足りないと思っています。
この二つの力を応用させるのが創造力です。自分で課題を見つけて、独自の解決策を編み出す力を創造力と言うそうです。そのためには、「何がわかっていないのか」を分かる必要があります。僕は、わからないものに突き当たった時、ピンポイントにここがわからないと言える自信はありません。その訓練をこれからしていきたいと思います。その訓練の方法も先生は教えてくれました。関連している資料を片っ端から丹念に読み、それらの関係を理解することで、情報を知識に変えるのです。大変難しいことですが、少しずつやっていきたいです。
また、先生は独創性についても話しました。まずは、マニュアル力を鍛える必要がある。その理由は、全ての型を知った上で、新しい型を作るのが独創性だと言っていました。これを聞いていてかなり難しいなと思いました。自分がこの力を社会に出るまでに持っていなければならないと思うと、焦りを抱いてしまうほどです。ですので、まずは「何がわからないのかを知る」ことから始めていきたいと思います。
最後に、上田先生は「諦めない限り、可能性は広がり続ける」とおっしゃっていました。これがこの塾で、最も僕の心に響いた言葉です。僕はすぐに諦めたり、答えを見たりしてしまいがちです。そこで、逃げない力をつくっていきたいです。
この合宿を支えてくださった皆様、13期生のみんな本当に楽しかったです。これを書いてる今でも、懐かしいなと思っています。またどこかで会えたら、嬉しいです。本当にありがとうございました。

塾生番号04  大隅 伸明(おおすみ のぶあき)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

葡萄や桃、武田信玄などで有名な山梨県出身です。今は鹿児島県にて寮生活をしています。
どちらにも、富士山、桜島という有名な活火山があります。桜島の火山灰はすさまじいです。今鹿児島は、明治維新150年という事で、活気にあふれています。いろんなところで西郷隆盛の似顔絵を見かけたりします。

好きな教科

生物。とくに分子生物学に興味があります。あと、(理科ではないが)地理が好きです。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活は吹奏楽部(?)に入っており、トロンボーンとキーボードを演奏しています。
キーボードの音色は、エレクトリックオルガンがお気に入りです(星野源などの曲で結構使われている)。ホイールみたいなものを回して出た音をマイクで拾って出力する楽器です。
ピアノを小さい頃から弾いています。音楽は全般に好きです(特に、ジャズ、フュージョン)。

夏合宿に向けて一言・意気込み

全国から集まった仲間たちと切磋琢磨し、同じ中2にもたくさん、頑張っている人がいることを自覚し、これからの努力の糧としていけるよう頑張ります。

夏合宿のまとめ

僕は今まで、自分には創造性がないのではないかという悩みを持っていました。というのも、勉強、特に理科は、知識を詰め込む安易な勉強でマスター出来る、と思いこんでしまっていたからです。
しかし、今回ご講義いただいた先生方にはそのようなかたくなな姿勢はなく、むしろ余裕があるようにも見えました。余裕とは、「考えたり、視点を変えたりするための」知的な余裕のことです。
僕は、これが自分に最も欠けていることだと思いました。もしも最先端を行くような研究者にそれが無かったとすると、その研究からは感動が生まれません。また倫理性に欠けた、思い込みだけの自分勝手な研究は、自己満足のためだけの、何の役にも立たない、意味のないことなのではないかと思いました。
これからは、楽しく、実り多い勉強ができるように、この夏合宿で学んだことを大切にし、感謝の気持ちを忘れないようにして、頑張っていきたいです。ありがとうございました。

塾生番号05  大塚 陸功(おおつか りく)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

東京都江東区の臨界エリアにに住んでいます。JR京葉線沿いで、東京ディスニーランドにも近く、都心としては緑豊かな所です。
2020年の東京オリンピックに向けて、近隣では水泳の競技場など、様々な競技場と選手村の建設が始まっています。
東京オリンピックでは近所のメリットを生かし、ボランティアをやりたいと思っています。

好きな教科

化学、地学、美術です。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

学校では物理部に所属しています。
趣味はスキー、ピアノ、折り紙です。スキーは2級とJr.1級を持っています。
モノづくりが好きなので、おり紙では凝った動物や多面体などを作っています。
また、電子工作も好きです。

夏合宿に向けて一言・意気込み

中学一年生の頃からこの合宿に行きたかったので、今回参加できることになり、とても嬉しいです。
この機会を大切にして、新しい友人達と一緒に頑張りたいと思います。

夏合宿のまとめ

この夏合宿ではたくさんの講義と実験を行い、これまで知らなかったことが知れたり、実験では想像以上のびっくりするようなことが起こり、とても楽しい8日間でした。
特に印象に残ったのは、大西先生のヨウ素液のでんぷん反応の実験です。ある物質を加えると反応を遅らせることができ、量を変えることによって、反応を遅らせる時間を調節することができるという実験でした。
これまで学校で行った実験では、反応を見るだけで終わってしまっていました。ここにさまざまな創意工夫を加える事で、反応を遅らせることができるようになったことは、新たな発見でした。
大隅先生の「‘知っている‘ことと‘解る‘ことはちがう。わかった気にならず、もう一度踏み込んで考えてみる」という言葉や、高田先生の「知らないということを知ってほしい。知って、知らないからこそ知ろうとするその姿勢を大切にしてほしい。」という言葉のとおり、僕が知っていることは事象のほんの一部分に過ぎず、「知らない」ことを知った、目から鱗な一週間でした。
これからも、学校などで、いろいろな基礎を学んでいくと思いますが、それだけで分かった気にならず、それをもとに何ができるのか、そしてなぜそういうことができるのかということを深く追究し、創造をしていきたいです。
そして僕は将来科学者になって人の役に立つ発明をしたいです。
講義をしてくださった先生方、スタッフOB・OGの皆様、一緒に学んだ13期生の皆さん、本当にありがとうございました。

塾生番号06  大西 彩斗(おおにし あやと)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

神奈川県綾瀬市に住んでいます。
最近、映画やテレビの撮影が近所で行われていてパルム・ドール賞を受賞した「万引き家族」やTVドラマの「コウノドリ」の撮影がありました。

好きな教科

理科と数学が好きです。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

バスケットボール部に所属しています。
趣味は音楽を聴くことです。

夏合宿に向けて一言・意気込み

しっかり学び、楽しんで
一生忘れられない合宿にしたいです。

夏合宿のまとめ

僕がこの「創造性の育成塾」で感じたことは、2つあります。
1つめは、「諦めない人間力」はどんなことにおいても大切だということです。僕はアインシュタインが大学受験に失敗していると聞いて驚きました。でも彼のどこまでも諦めない気持ちが偉業を成し遂げたと知りました。僕は少しでもできないと感じると諦めてしまっていたので、最後まで諦めずに頑張るようにしたいです。そのために、目標を明確にして行動をするようにしたいです。
2つめは、疑問を持つことの大切さです。疑問を持つことで新しい発見することが出来ることが分かりました。例えば、本やテレビ、インターネットで得た情報を自分の考えもなくそのままうのみにするのではなく、頭でよく考えるようにすることです。つまり、勉強をしている時に問題を解けたら終わりではなく、更に疑問を持つようにします。
この「創造性の育成塾」を通して僕は、科学の奥深さを実感しました。僕はこの2つだけではなく、多くのことを学びました。学んだことは決して忘れずに大切にして、これからの人生に生かしていきたいです。ありがとうございました。

塾生番号07  大輪 茉侑(おおわ まゆ)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

東京郊外の多摩地区に住んでいます。
自然がいっぱいで、東京都とは思えないほどです。

好きな教科

物理、幾何、英語

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

生物部の水生班に所属し、生態調査や解剖などをしています。
趣味はテニスで、家族でよくテニスをします。

夏合宿に向けて一言・意気込み

貴重な機会をいただいたので、充実した合宿となるよう努力したいと思います。よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

私はこの合宿に参加させていただき、講義や実験などを通して、
沢山の未知の世界を知ることができました。
また、グループ協議では、初対面のメンバーと協力して課題に
挑戦し、緊張しつつも楽しい経験をしました。

どの授業も刺激を受けましたが、その中でも特に印象に残ったのは、
3日目の大西先生の授業です。
時計反応、振動反応では、化学反応には速度の違いがあることが
わかりました。すぐに変化は見られなくても、しばらく待つと反応による
変化が表れてきました。また、その反応を繰り返すものもあったのです。
さらに驚いたのはルミノール反応でした。一見、何の変化も見られず、
時間がたっても変わらない。しかし、部屋の電気を消してみると青白く
美しく光っていました。

この授業で、研究を行う際には時間をかけて観察し、様々な方法で
試行錯誤していかなければならないと実感しました。
私も、実験で思うような結果が得られなくても、すぐに諦めたり決めつけ
たりするのではなく、根気よく探究心をもって臨みたいです。

今回の合宿で講義や実験、運営をしてくださった先生方への感謝を
忘れずに、この経験を今後の自分に生かせるよう努力したいと思います。
本当にありがとうございました。

塾生番号08  岡 飛楓里(おか ひかり)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

出身地:香川県善通寺市
真言宗の開祖である空海の生誕の地であり、弘法大師三大霊場にも数えられる善通寺がある。
他にも古墳や国の重要文化財である「旧善通寺偕行社」など歴史あるまち。

現在 愛媛県松山市 愛光中学校
昨年まで寮に入っていた。松山市は夏目漱石や正岡子規にゆかりがあり全国俳句甲子園も毎年開かれるなどとても文学的な町。

好きな教科

理科、数学、社会など主要教科は大体。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

陸上部に所属している。趣味は野球、読書、パズル、クイズなど。

夏合宿に向けて一言・意気込み

積極的にコミュニケーションをとり質の高い学習をしたい。

夏合宿のまとめ

僕のこの夏合宿での一番の反省点は総じて消極的だったことです。講義内容を理解していないにもかかわらず質問の時間になると躊躇して質問できなかったことがあり、非常に後悔しています。
しかし、OBや講師の方との食事の席で話を聞いたり質問したりする事で大きな収穫を得ることができました。全てにおいて自分がいかに行動するかが重要だと痛感しました。
また、この合宿内で多くの講師の方々から
「批判的に物事を見る」
「多角的に考える」
などの言葉をいただきました。
これから情報通信が非常に発達していき情報が氾濫する時代において、全てを鵜呑みにしないことは非常に重要だと感じました。
今回の合宿は、様々な分野でご活躍されている著名な先生方や科学オリンピックなどに出場されているOB・OGの方々の講義を受けることができ、自分を見つめ直し自分が本当に興味がある分野は何なのかを考えるいい機会となりました。また、普段学校ではやらない複雑な実験や、実物を使った観察なども行ったり、レベルの高い友人たちと話したり寝食を共にしたりすることで大きな刺激を受け、モチベーションも上がりました。
この経験を活かし、様々なことに挑戦し努力していきたいです。

塾生番号09  尾崎 杏華(おざき きょうか)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

私は山形県東根市に住んでいます。
「果樹王国」とも呼ばれる東根市ではさくらんぼが有名です。さくらんぼの収穫時期にあたる6月には「さくらんぼマラソン」が開催されます。ランナーはさくらんぼを食べながらマラソンを満喫することができます。
また、さくらんぼだけではなく、ラ・フランス、リンゴ、桃などのおいしい果物がたくさんあります。
皆さんもぜひ、おいしい果物を食べに果樹王国東根市へ、どうぞ!

好きな教科

英語・国語

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

女子バスケットボール部に所属しています。
人数が少ない中ですが、全員で声を掛け合い、日々練習に励んでいます。
趣味は、鳥のさえずりをを聴くことです。朝の静かな時間に聴こえてくるさえずりには、いつも癒されています。
今回、富士山のふもとでの合宿なので、富士山の雄大な景色はもちろん、どんなさえずりが聴けるか、とても楽しみにしています。

夏合宿に向けて一言・意気込み

この度、創造性の育成塾に参加させていただけることを、大変うれしく思っています。
疑問に思うことはどんどん質問し、新たな学びを自分からつかみに行きたいと思います。
8日間と短い間ですが、宜しくお願いします。

夏合宿のまとめ

私がこの育成塾で学んだ事は、「挑戦は、軽い気持ちで、どんな契機からでもできる。」ということです。今まで私が物事に挑戦する際は、先の事ばかりを考えてしまい、「受からなかったらどうしよう。」などと常に悩んでいました。そうして、折角の機会を失う経験を数多くしてきました。日常生活でも、「何事も恐れず挑戦してみなさい。」とは耳に胼胝ができるほど言われてきたものの、自分の気持ちをコントロールできず、その言葉との距離はかけ離れていくばかりでした。
しかし、今回OBOGの方々のお話や講義をお聴きし、まさに百聞は一見に如かず。私の概念は覆されました。「挑戦って、どんな些細な感情からでも始めていいのだ。」と。今まで挑戦=重大と捉えていた私は大変驚きました。結果もそうですが、挑戦することはもっと価値のあるものだと改めて実感しました。
また、皆さんの挑戦の契機をお聴きし、心に響いたのが「楽しいから。」という理由です。その気持ちは、挑戦に対して怯える自分の背中を押してくれるような、そんな心強いものであると気づかされました。この育成塾でも面白い、と感じたことが数え切れないほどありました。それらを挑戦の契機とし、深く考えずに主体性を持っていきたいと思います。
最後になりますが、講師の方々、OBOGの方々、事務所の方々、そして塾生の皆さん、この夏合宿に携わって頂いた全ての方々に、感謝申し上げます。八日間本当に有難うございました。

塾生番号10  尾﨑 晴美(おざき はるみ)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

徳川家康公生誕の地、愛知県岡崎市です。

好きな教科

数学、理科

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活:水泳部
趣味:読書

夏合宿に向けて一言・意気込み

夏合宿をとても楽しみにしています。
先生方の講義や実験から、たくさんのことを吸収できるように頑張ります。
そして13期生の皆さんと仲良くなりたいです。
どうぞよろしくお願いします。

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塾生番号11  川又 旦緋(かわまた あさひ)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

岩手県・盛岡市に住んでいます。便利な街と豊かな自然の両方に囲まれています。
海産物(ウニ、カキ、アワビなど)と肉(前沢牛や短角牛など)が美味しいです。

好きな教科

理科・数学・社会(日本史)・美術

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

体操部に所属しています。今はケガをしていてあまり飛べませんが、以前は宙返りとかできました。
技の名前と難易度がわかるようになりました。

夏合宿に向けて一言・意気込み

遠い岩手から参加できることがとても嬉しいです。たくさん学んだことを持ち帰れるように
7泊8日、毎日精一杯頑張りたいと思います。

夏合宿のまとめ

僕がこの7泊8日の合宿で一番印象に残った言葉は,渡部先生の授業の終わりにあった「地球はやっと他者の存在と宇宙の中心でないことを理解したひよっこである」です。なぜなら今回の参加で,自分もまだまだ他の人の考え方を知らないということを,知ることができたからです。
地球で生きる私たちは,宇宙人はいるか,とか,次は何が観測できるかとか言っています。でも,渡部先生の言葉を考えると確かに,すでに地球に生命があることを発見している星があるかもしれないし,太陽や月,地球も他の名前で呼ばれているかもしれません。そう思うと,自分の考え方は,あまりにせますぎると感じました。だから,沢山の仲間は僕にとって,科学に対するいろいろな熱い姿勢や気持ちを理解できる,かけがえのない存在になりました。
今回,話をしてくださった先生や先輩は,小さなきっかけや,何気ない気持ちを持ち続けて科学に挑戦していました。科学は,課題も考え方も答えも無限の世界です。その中で,楽しみながら答えを求めていく姿は,これからの自分が目指す姿だと思いました。だから,他者の考えも取り入れながら,これから積極的に挑戦していきたいし,挑戦することを恐れずにい続けたいです。

塾生番号12  岸本 愛(きしもと まな)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

兵庫県神戸市出身です。
スーパーコンピュータ「京」や理化学研究所のあるポートアイランドという人工島に住んでいます。
神戸は港町というイメージかもしれませんが、田んぼや畑、牧場、温泉、里山などもあります。
山と街と海がとても近いです!

好きな教科

どの教科も大好きです!

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

神戸市少年団の登山教室と、神戸市青少年科学館のastroクラブで活動しています。
趣味は、読書、ものづくり、パズル、卓球、絵、鼻歌、写真、百人一首、ピアノなどです。

夏合宿に向けて一言・意気込み

未知の8日間ですが、たくさんのことを学び、楽しみ、みなさんと友達になりたいです。
ぜひ方言も教えて下さい。
精一杯がんばります!
よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

まず始めに、この創造性の育成塾を支えて下さった方々、貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
私が8日間の中で一番心に残っているのは、国立天文台の渡部先生の授業です。2013年末、太陽に接近して大彗星になると予想されたアイソン彗星が蒸発、雲散霧消してしまったと伺いました。その時、私は宇宙は本当に神秘的で分からないことばかりであり、人間は到底及ばないような世界なのだと実感しました。しかし、渡部先生がおっしゃった通り、「分からないからこそ面白い」のです。「分からない」を探求して、「分かった」に変えられる、不思議を追い続ける人に私はなりたいです。
この合宿で学んだのは、講義の内容だけではありません。全国から集まったたくさんの科学好きのみなさんと出会うことができました。また、グループでひとつのものを作り上げることの楽しさ、そして難しさを学びました。この経験、この出会いは、一生の宝物となるでしょう。育成塾で学んだ様々なことを決して忘れずに、夢に向かって進んで行きたいです。本当にありがとうございました。

塾生番号13  北川 千晴(きたがわ ちはる)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

世田谷区に住んでいます。近くには東宝スタジオがありゴジラが製作されたそうです。
春になれば通りは桜が満開で沢山の人で賑わいます。

好きな教科

国語、理科(科学)

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

ハンドボール部に所属しています。
サッカーとバスケットボールが融合したような競技です。
趣味は読書です。雑食なのでおすすめの本があれば紹介してください!

夏合宿に向けて一言・意気込み

私は好き嫌いが様々なことにおいて激しいのですが、この貴重な機会を最大限に生かして見聞を広め、沢山のものに興味を持てるようになりたいです。
一週間どうぞよろしくお願いします!

夏合宿のまとめ

わたしがこの非常に濃密な七日間で特に印象的だったのは、食事の際の大隅先生の「私はこの研究で無くても、一つの研究を一生かけてやり遂げれば満足だったと思う」という言葉です。
講義の中でもありましたが、結果をがむしゃらに求めるので無く、研究を楽しみ、着実に歩を進めていく姿勢が感じられ、又、多くの先生方も仰っていた「先走らず基礎的な考え方を身につける」という言葉は、焦りやすい私には特に身につまされるものがありました。
この機会をばねに揺るがない根本的な精神を持ちつつ多角的な視点から物事を捉え、諦めない粘り強さを忘れずに生きていきたいと思います。
最後に、足を引っ張ることもあったと思いますが皆さんと出会え、本当に楽しかったです。
育成塾はただの勉強合宿で無く、生きる上で大切なことを自然に学ばせてくれる本当に貴重な機会でした。
短い間でしたが生活を全面的に支えてくださった運営の方々、OBOGの方々、濃く深い講義を頂いた先生方、そして、人見知りな私に声をかけ、積極的に交流してくれた十三期生の皆さん、本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします!

塾生番号14  國井 結月花(くにい ゆづは)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

小学校卒業まで、東京都国分寺市に住んでいました。
日本初のペンシルロケット発射実験が行われ、「日本の宇宙開発発祥の地」と言われています。
国分寺崖線も有名で、隣の国立市へ行き来するときは急な坂道を必ず通りました。

好きな教科

理科。
特に、化学と物理が好きです。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

陸上部に入っています。
小さいときは水泳や空手もやっていて、スポーツは自分でするのも見るのも大好きです。

夏合宿に向けて一言・意気込み

ノーベル賞を受賞した方や有名な先生方のお話を聞けるとても貴重な機会なので、
一秒も無駄にしないよう集中して取り組みたいです。

夏合宿のまとめ

私がこの育成塾の中で1番印象に残っている講義は大隅先生のものです。私の祖父は、私が幼い頃にがんで亡くなりました。祖父はとても優しく、大好きだったのでその死は幼心にショックで、科学技術が発展した現在でも治せない病気はまだあり、どうしたら病気で悲しむ人が減らせるだろうと思っていました。
今回、オートファジーががん治療に役立つ可能性があると知り、とても興味を持ち、もっと知りたい!と思いました。
また、大隅先生は「知っていると解るは違う」とおっしゃっていました。これを聞いて今までの自分を振り返ってみると、知っているだけなのに解ったつもりになっているということが何度もあったように思えます。そこで、これからは何事も一度聞き、知っただけで終わりせず、他人に説明ができるくらいまで理解を深めていこうと思いました。
この他にも育成塾で学んだことはたくさんありました。それらをこれからの生活で活かし、社会人になったときに、「中学2年生で行った育成塾での経験があったから、今の自分がある」と思えるように努力していきたいです。
最後に、面白くわかりやすい講義をしてくださった先生方、サポートをしてくださった先生、OG・OBの方、そして仲良く接してくれた43人の仲間、8日間本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

塾生番号15  小金平 靖乃(こがねひら やすの)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

長野県松本市・自然が多く、空気がおいしいところです。
セイジオザワ松本フェスティバルをはじめ、音楽活動が盛んな地域です。

好きな教科

理科・音楽・美術

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活・・・オーケストラ部(フルート)
趣味・・・ピアノ・絵・植物や虫を観察すること

夏合宿に向けて一言・意気込み

講演は分からないところも多いとは思いますが、今後につながるように、しっかりと学びたいと思います。
理科にさらに興味がもてるようにしたいです。

夏合宿のまとめ

今回の合宿で、私は大隅先生のオートファジーの話で『「知っている」ことと「解る」こととは違う』という言葉が印象に残りました。なぜなら、私は知っているけれど言葉にできなかったり、応用できなかったりするからです。だから「知っている」だけなのに「解った」つもりにならないようにいつでも謙虚な姿勢で学びたいと思いました。
また、今回の合宿に参加して一番良かったことは、全国のレベルを知れたことです。どうしても自分の学校の中だけの狭い視野になりがちだったのですが、理科好きの友達と出会ってその視野が広がりました。講義などで、みんな積極的に質問したり、実験の内容を理解していたりした姿を見ることができたし、実験では多面的に物事を見ること、講義では各分野の研究を学ぶことができて、それは私自身にとってとても良い経験になりました。だからいつでも合宿で知り合った友達のことや実験、講義のことを思い出しながら少しでも自分の実力を上げられるように努力したいです。OBOGの方々のように、「あの時合宿に行って良かった」と感じられると思います。この合宿でこれからの目標ができたので、その目標を達成したいです。
最後になりますが、この合宿では本当にたくさんのことを学ぶことができました。先生方、関係者の皆様、そして13期生の皆さん、ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。

塾生番号16  後藤 遙椛(ごとう はるか)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

・世界一高い牛久大仏があります。
→全長120m、手の平の大きさ18m、総重量4000t
・うな丼の発祥地である牛久沼があります。
・河童米や河童スイカがあり、マンホールには河童が描かれています。

好きな教科

・理科(特に生物)
→DNAが面白いです。
・最近は宇宙にも興味を持っています。
→衛星がとった太陽や土星の写真を見ると、とても美しいと感じます。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

・陸上部(1年生の時は1500mをやっていましたが、今は走り幅跳びをやっています)
・趣味は好きなアーティストの曲を聴くことです。

夏合宿に向けて一言・意気込み

・普段学校ではできないような実験などができると思うので、この機会を大切にしたいと思います。
・万全の体調でのぞめるように、体調管理をしっかりしたいです。

夏合宿のまとめ

私が夏合宿で印象に残ったことは二つあります。
一つ目は、三日目に講義をしてくださった渡部先生の授業です。
私は今、宇宙に興味があるので、〈宇宙の中に地球人以外の生命体は存在するのか〉ということにはとても関心がありました。私は、渡部先生が「そろそろ地球外生命体が見つかってもおかしくない」とおっしゃっていたことにとても驚きました。なぜなら、この広い宇宙に地球人しかいないはずはない、と思っていても、発見できるところまで技術が発達しているとは思わなかったからです。
私は将来海外で学びたいと思っているので、このことを通じて、世界にはまだまだ私の知らないことがたくさんある、ということが改めて分かりました。
二つ目は、ストローブリッジの製作です。私は短い時間で何かを製作するのは初めてだったのですが、三人で意見を出し合って自分だけでは作れないような良い橋ができました。
このことから、仲間と協力することで大きな力が生まれる、ということを学びました。
今回合宿で学んだことを、将来に生かしていきたいと思います。

塾生番号17  小松﨑 優(こまつざき ゆう)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

茨城県土浦市
茨城県には、海・山があり自然が身近にある。特に袋田の滝や国営ひたち海浜公園が有名だ。
また、土浦市はレンコンが名産で、レンコンをモチーフにしたイメージキャラクターの「つちまる」はとてもかわいいと思う。

好きな教科

好きな教科は理科で、特に生物と地学が好きだ。
生物は細胞の観察が、地学は星の観察が好きで、授業を楽しみにしている。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活:硬式テニス部、英語部
趣味:ピアノ、習字

夏合宿に向けて一言・意気込み

このような特別な機会は数少ないと思うので、たくさんの人との生活をとても楽しみにしている。
また、この機会を生かして、刺激をもらい多くのことを得られるようにしたい。

夏合宿のまとめ

私が合宿で学んだことは、「考えること」と「積極性」の大切さです。まず、考えることにおいては永井先生の言葉「理論だけでなく現実も考えよう」という言葉が強く響きました。以前は、与えられたことに対してなんとなく納得していた部分がありました。しかし、納得する前にまず自分で考えることで自分の身のまわりはたくさんの疑問であふれていることが分かりました。
次に積極性についてです。講義中や食事の時など、自分から動かないと何もないまま物事が進んでしまうと感じたことが何度もありました。また、お話を聞いたOG・OBの方の「そんなに重く考えすぎないでチャレンジした。」という言葉は、私もやってみようかなと思うきっかけになりました。自分から話しかけたり、疑問に思ったことを質問したりなど積極的な行動をすることは充実した時間にするために必要不可欠だと分かりました。
この8日間で、今までの自分を振り返ることができました。考え方が大きく変わった今、この貴重な機会を活かして、もっとたくさんのことを考え、吸収していきたいと思います。

塾生番号18  齊藤 すず(さいとう すず)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

東京都文京区に住んでいます。
自転車で10分くらいのところに東京ドームがあります。
夏目漱石や森鴎外など明治の文豪が住んでいた地域です。

好きな教科

生物と地理が好きです。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

剣道部と、生物研究会に所属しています。
趣味は、山登りとバードウォッチング、読書です。

夏合宿に向けて一言・意気込み

好きな分野もそれ以外も知識を深め、最大限のことを学んできたいと思います。
また、自分の目標も見つけたいと思います。
よろしくお願いいたします。

夏合宿のまとめ

創造性の育成塾では、物理や生物など様々な分野の講義を受けて、知らなかった分野について興味を持ったり、今まで知っていた分野について詳しく学んだりする中で、自分の将来の方向性を確認することができました。初めて聞いた量子力学の話では、量子アニーリングという計算技術とその利用の可能性に興味を持ちました。
講義の中で最も印象に残ったのは、大隅良典先生の「『知っている』事と『解る』事は違う」という言葉です。それを実感したのは、渡部先生の地球外生命体の講義を受けた時です。私は以前にも同じテーマの話をほかの大学の先生から聞いたことがありました。しかし、その時は、そのまま聞きっぱなしにしていました。今回、渡部先生からもう少し詳しいお話を伺って、なるほどそういうことかという内容があり、「ああ、私は解っていなかったのだな」と思いました。今後も学校などで講演を聞く機会がありますが、その時には、聞いて終わりではなく、その後も自分で調べるなどしようと思いました。
今回、同じ分野に関心を持つ友達に出会えたことが、嬉しく、合宿中楽しく過ごせました。お世話になった方々、本当にありがとうござました。

塾生番号19  柴田 葉奈(しばた はな)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

出身地は広島県、現在は神戸市に住んでいます。
神戸市は、神戸港があり、港町ということで有名ですが、他にも美味しいスイーツや外国人居留地など、たくさんの観光スポットがあります。
中でも私の好きな場所は、六甲山です。神戸は都会というイメージが強いかもしれませんが、少し北に行くと田んぼや畑もたくさんあり、家族で登れる登山コースがいくつもあり、自然が豊かです。
近くに来る機会があれば、ぜひ行ってみてください!

好きな教科

学校ではおもしろい先生の授業が好きなので、国語、数学、社会です。
興味のある教科は、社会(地理)、理科(生物)です。
それから、物を作ったり、歌を歌ったり、楽器を演奏したりすることが好きなので、実技教科は全部大好きです。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活は、美術部です。
クイリングという技法を使って作品を作っています。
趣味は、ピアノを弾くこと、読書、ボルダリング、などです。
生物や再生医療に興味があります。
最近は、ボルボックスや、植物プランクトンの進化に衝撃を受けました。

夏合宿に向けて一言・意気込み

素晴らしい先生方の講義を受けたり、実験をすること、科学好きの同級生に会えることをとても楽しみにしています。
よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

私は、この8日間で特に2つのことが大切だと思いました。
1つ目は、一般的な考え方で物事を決めつけるのではなく、様々な方向から物事を見ることです。そう思ったきっかけは、8月1日の大西先生の実験でルミノール反応を見たことです。今回は最初にルミノール反応の実験だということを教えてもらいましたが、もし何も聞かないまま実験をしていたら、暗くすることなど思いつかず、反応していることに気がつかなかったと思います。だから、固定概念を持たず、自由な発想で物事を考えていけるようになりたいです。
2つ目は、大隅先生が話されていたことで、人と違うことを恐れず、自分らしく生きるということです。人と違うことをするには勇気が必要だと思います。少しの勇気を出して他の人とは違うことをすると、視野が広がり、今までは見えていなかった世界が見えるようになります。誰もやったことのない自分の興味のあることをすると、自由で素敵な生き方になると思います。だから、これからは常識にとらわれず、情報に流されず、人と違うことを恐れず、自分らしく生きていきたいです。
最後に、ここでしか出会うことのできなかった友達、サポートしてくださったOB・OGの先輩方や運営委員の先生方、講義してくださった先生方、8日間素敵な体験をさせていただき、ありがとうございました。

塾生番号20  鈴木 武留(すずき たける)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

静岡県沼津市に住んでいます。研修所のある三島市から西にひと駅5分の所です。
三島はうなぎで有名ですが、沼津には漁港が複数あり魚や干物が有名です。
特に駿河湾深海部には世界で唯一のタカアシガニが生息し、沼津港の深海水族館では近海の深海生物だけでなく、冷凍保存されたシーラカンスの展示も見ることができます。

好きな教科

理科、体育、英語(でも英会話は少し苦手)

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

学校ではバスケットボール部に所属しています。
小さい頃からLEGOが好きで、去年迄はサッカーロボットの競技大会にも出場しました。

夏合宿に向けて一言・意気込み

僕は、この夏合宿でさまざまな分野の先生方の講義を聞くのを楽しみにしています。
そしてその様々な講義や実験を通して、改めて自分が興味を持ち、より詳しく知りたい科目やテーマを見つけたいと思っています。
今回与えられたとても貴重なチャンスを生かせるよう、一生懸命がんばります。

夏合宿のまとめ

僕がこの合宿で一番印象に残っているのは、大隅先生の講義です。その中でも一番僕の心を動かしたのは大隅先生のおっしゃった、「様々なことを体験していく中で、これだ!と思うことを見つけ、それを大事にする」というメッセージです。なぜなら、僕は今まで心から熱中するようなテーマを持ったことが無かったからです。そのため、僕は毎日を何となく過ごしていました。でも、講師の先生方が共通しておっしゃっていたこともあり、これから僕は何事にもチャレンジしながら、前進していこうと決心しました。特に僕は物事の本質は何かと考えることを心掛けます。
また、上田先生がおっしゃっていた「分からないではなく、ここが分からないと言えるようにしよう」という言葉も心に響きました。今まで、僕がただ疑問を持っても自分が取り組む課題に出来なかったのは、いつも「わからない」と思うだけで、深く考えることなくそこで止まってしまったからです。これからは疑問をよく整理し、まず自分で考え、それでも分からないことは人に聞き、分からないままにはしません。そして理解したことは、自分の言葉で人に教えられるようになるまで、しっかり身につけようと思います。
最後になりますが、八日間、僕がお世話になった先生方、先輩方、そして塾生の皆さん、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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塾生番号21  高須 結菜(たかす ゆいな)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

私が住んでいる横浜市青葉区は、横浜の一番北側に位置しているので、横浜のイメージである海にも港にも、まったく縁がありません。
目ぼしい観光スポットも無い、静かで公園の多い住宅地ですが、意外なことに今年、男性長寿日本一になりました。

好きな教科

理科・国語

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活 音楽部(ヴァイオリンを担当しています)

趣味 読書(最近のお気に入りは、辻村深月「かがみの孤城」と 知念実希人「天久鷹央の推理カルテ」シリーズです)

美術鑑賞(好きな画家はアルフォンス・ミュシャと伊藤若冲、好きな美術館は東京国立博物館です。また、秋のフェルメール展が待ち遠しいです。)

夏合宿に向けて一言・意気込み

この合宿に参加する機会を与えていただき、本当にありがとうございます。
素晴らしい先生方と全国から参加する仲間達にお会いできるのが楽しみです。
とにかく一生懸命がんばります。

夏合宿のまとめ

私にとって育成塾は、普通では絶対に経験できない体験の連続で、あっという間の8日間でした。私は育成塾の講義と実験を通じて、様々な「考え方」を学ぶことができました。
数ある授業の中で私が一番心に残った授業は、最終日の上田先生による「『考える力』の鍛え方」です。講義は「マニュアル力」、「考える力」、「創造力」の三つの力についての詳細な内容です。上田先生は「成功の究極の鍵とは『諦めない人間力』」であるとおっしゃっていました。私はその言葉が深く心に突き刺さりました。

私は今まで難しい問題や課題に当たった時、すぐに諦めたり、手を抜いたりして、失敗してしまうことが多々ありました。しかし、今回の講義を聞いて「諦めない」こと、探求することの大切さを改めて知ることができました。この先、私は何度も難題にぶつかることがあるでしょう。その時、私の人生の糧となるのは、この育成塾での経験であることを確信しております。

最後になりますが、私たちに様々なことを教えて下さった先生方、陰で支えて下さった運営委員の方々、実験などをサポートして頂いただけでなく、気さくに話しかけて下さったOB、OGの方々、そしてこんな私と仲良くしてくれた13期生の皆さん、本当にありがとうございました。

塾生番号22  立崎 乃衣(たつざき のい)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

海なし県である埼玉県の浦和に住んでいますが、ここはウナギが有名で、沢山の鰻屋さんがあります。蒲焼発祥の地という噂まであります。駅前にはアンパンマン原作者である「やなせたかし」がデザインした「うなこちゃん」の石像があります。でも、私はまだ浦和でウナギを食べたことがありません。

好きな教科

数学の図形と理科の物理が特に好きです。また、小さい頃から工作をして遊んでいたため、美術や技術も好きです。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

学校では電気部という、ロボット製作をする部活に入っています。小3の時からロボットを作っていて、今までに7台のロボットを作って来ました。昨年度はFRCというアメリカ発祥のロボット大会に千葉を拠点とするSAKURA Tempestaというチームの一員として出場しました。その時には重さが54キロの大型のロボットの設計をほぼ一人でやり、とても良い体験になりました。また、海外でのロボット仲間との交流もとても刺激的でした。

夏合宿に向けて一言・意気込み

あと10年、20年後には私たちが中心となってこの社会を作っていきます。今回の合宿で、多くの著名な先生方の講義をうけ、私と同じような理科好きの友達と関わることで「創造性」をさらに養い、将来社会に大きく貢献できるように頑張りたいと思います。

夏合宿のまとめ

今回の創造性の育成塾で、私がこれからも特に心に留めておきたいと思ったことは、大隅良典先生が講義の一番最後におっしゃっていた私たちへのメッセージです。
特に、「人と違うことを恐れず、自分らしく生きよう」「情報に流されず、自分の目で確かめよう」「疑問に抱いた興味を大切に育てよう」という内容は、私も今まで、身の回りの多くの大人から同じことを言われていて、私も気をつけようとはしていましたが、事の重要性はそこまで意識していませんでした。
しかし今回、実際に偉業をなした先生からのお話は説得力があり、このメッセージの内容がどれだけ大切なことなのか私の心に大きく響き、私が今までしてきたことにさらに自信が持てました。
世の中には常に本当か分からない常識があり、それがいつ覆されるかは分かりません。仮に人とは違うことを主張することとなったとしても、自分に自信を持ち、研究開発をしていきたいです。
私は将来ロボット開発者になりたいと思っているので大隅先生がしているオートファジーなどの研究とは分野が違いますが、このメッセージの内容はどんなことをするにしても共通して言えることだと思います。これからもこのメッセージを大切にして現在の社会の問題を解決し、大隅先生をはじめ、今回色々な講義をしてくださった先生方のように、人から必要とされるような人になりたいです。

塾生番号23  田辺 こころ(たなべ こころ)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

私の住んでいる山口県は、秋芳洞や岩国の白蛇などの国指定天然記念物の数が全国一位で、とても自然豊かな場所です。
明治維新の時にはたくさんの志士が輩出されていて、歴史的な場所もたくさんあります。

好きな教科

理科、英語、歴史

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

英会話部で英語のスピーチの練習をしています。
趣味はピアノと城巡りです。

夏合宿に向けて一言・意気込み

各分野の第一線で活躍されている先生方のお話を聞いてたくさんのことを吸収していきたいと思います。
また、同じ志を持つ同級生と共に過ごし刺激し合いたいです。
宜しくお願い致します。

夏合宿のまとめ

私は今回の合宿の中でたくさんの先生方の言葉や考え方を学びました。その中で特に印象に残ったのは、大西先生がおっしゃった「様々な角度から物事を見て考えることが大切である」という言葉です。
ルミノール反応の実験をした時、私ははじめ全く反応していないと思っていました。
しかし部屋を暗くして見てみると、強く光っていてとても驚きました。この反応は部屋を暗くする、という別の角度から物事を見ることをしなければ発見できませんでした。
私は今まで様々な実験を行ってきましたが、すぐに目に見えるような反応がなければ「反応なし」としてきました。しかし、これから新たなことを発見していくためには、もっと様々な角度から様々な考え方でものを見ていくことが必要だと気付き、先生がおっしゃった「様々な角度から物事を見て考えること」の大切さがとてもよくわかりました。また、日々の生活の中でも、問題を解決するには様々な立場に立って考えたり、様々な切り口から次の一手を出したりすることが求められると思います。
私はこれから生活していく中で、様々な角度から物事を見て考え、課題を解決したり新たな発見をしたりしていきたいと思います。
最後になりましたが、このような貴重な話をしてくださった講師の皆さん、塾の運営にかかわってくださった先生方、そして一緒に刺激し合えた13期生の皆さん、8日間ありがとうございました。

塾生番号24  地崎 孝平(ちざき こうへい)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

北海道岩見沢市出身です。岩見沢は札幌から車で50分程のところにあります。千歳からも50分程。
さほど田舎でもなければ緑も多く、道路もあまり混みません。非常にちょうどよい町です。
全国でも指折りの豪雪地域で、一晩で車が半分ほど埋まってしまうことも珍しくありません。

好きな教科

数学と物理

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

中学校では陸上部に所属していて、100mと走幅跳を専門としています。趣味はピアノで、毎日弾いています。
家の中で遊んだり、外出するよりも家の外で遊ぶほうが好きです。スキーも大好きです。

夏合宿に向けて一言・意気込み

夢にまで見ていた合宿合格。それが現実のものとなりました。
合宿で学ぶことをひとつひとつ大切にし、人生の分岐路になる合宿になればいいなと思っています。頑張ります。

夏合宿のまとめ

僕は創造性の育成塾に参加して、もともと好きだった物理がもっと好きになりました。
有馬朗人先生、西森秀稔先生という物理の先生方から量子力学の講義を受け、「エネルギーは粒であり波である」という量子力学の考えを教わりました。その瞬間僕は量子力学の虜になりました。そして物理には量子力学以外にも興味をそそられる分野があるのではないかと考えました。
「もっと物理を勉強して様々なことを知りたい」この塾で、今までにない刺激をもらいました。
また合宿所はとても大きくきれいな施設で、素晴らしい環境で先生方の講義に集中することができました。そして知識面や創造力で僕にたくさんの刺激をくれる大切な友達が日本全国にできました。彼らとは合宿を終えた今でも連絡が続いています。昼は様々な業界のトップの方々の講義や珍しく興味深い実験、夜は消灯時間まで友達と卓球、と、とても充実した8日間を送ることができました。
僕はこの合宿が人生において大きな分岐点になったと思っています。しかしこれは運営側の皆さんの様々な支えがあってこそのものだと思います。運営側として支えてくださった先生方、素晴らしい実験や講義をしてくださった講師の先生方、8日間本当にありがとうございました。そして、なかよくしてくれた友達へ、これからもよろしく!

塾生番号25  寺島 悠晟(てらじま ゆうせい)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

人口密度日本一の東京都豊島区に住んでいます。池袋や巣鴨地蔵通り商店街があります。夏目漱石や二葉亭四迷などの文豪の墓も多くあります。

好きな教科

数学・理科・社会(特に近代史や公民)です。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活は卓球部に入っています。趣味は読書です。最近は坂の上の雲を読んでいます。

夏合宿に向けて一言・意気込み

講師の先生方の講義から様々な知識を得たり他の塾生の方と協議したりすることで考えを発展させたいです。
よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

私はこれまで分からない問題や成功しない実験があったとき、自ら解くことや理由を探ることを諦めて友達や先生に答えややり方を聞いたり実験を代わってもらったりしていました。
しかし、上田正仁先生の講義を受け、そんな自分を変えようという強い思いが芽生えました。上田先生は優秀さの三段階を提示されました。高校生まではマニュアル力があれば優秀とされる。しかし、大学の修士課程までは考える力、博士課程や社会では創造性が優れているものが優秀とされるということです。
私はそれを聞き、今は考える力さえ満足に備わっていないのに博士課程で研究することは夢物語で大学の勉強にさえついていけないのではないかと思いました。一方、上田先生は、マニュアル力は考える力の基礎であり創造力を発揮するためにも役に立つともおっしゃっていました。

私はまだマニュアル力も乏しいと思っています。しかし、上田先生の「諦めない限り可能性は広がり続ける」という言葉を忘れずに今後は何事も諦めず努力していきます。

最後になりますが、素晴らしい講義をしてくださった講師の先生方、サポートしていただいたOBOGの皆様、運営委員の先生方、事務局の皆様、8日間を共に過ごした創造性の育成塾13期生の皆様に謹んで感謝を申し上げます。ありがとうございました。

塾生番号26  寺脇 香(てらわき かおり)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

『ひみこの里・記紀万葉のふるさと』奈良県桜井市です。
卑弥呼の墓ではないかといわれている箸墓古墳や、「大化の改新」発祥の地である談山神社があります。
雄略天皇の泊瀬朝倉宮があったといわれており、その、万葉集 第一首の歌碑や仏教伝来の地があったりと、とにかく歴史にゆかりのある地が多くあります。
また、林業や三輪そうめんが有名です。

好きな教科

英語・数学・理科

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

卓球部に所属しています。

夏合宿に向けて一言・意気込み

第一線で活躍されている方々のお話を聞ける貴重な機会をいただけたので、多くの知識を吸収し、たくさんのことを経験したいです。
共に学ぶ13期の仲間たちと色々な話ができることを楽しみにしています。

夏合宿のまとめ

「この1週間で人生が変わる」この合宿が始まったとき、OBOGの方々が仰いました。しかし、私はまだ人生が変わったとは思えていません。どうしてだろう?そう思って原因を考えました。

私はこの合宿で、元々興味のあった分野のことはもちろん、あまり興味のなかった分野のこと、身近なことでも知らなかった仕組みや工夫もたくさん知ることができました。また、新たな考え方も知りました。その中で、面白そう!やってみたい!もっと知りたい!と思ったこともたくさんあります。

しかし、まだ1つも行動に移していないのです。私が人生が変わったと思えていない原因はこれだと思いました。

つまり、この合宿で得た知識やここで感じたことを、これからの生活に生かして行動していけば、後で「人生が変わった」と思えるようになるのではないかと思いました。
この合宿を振り返ったとき、「この合宿に来て良かった」「あの1週間で人生が変わった」と思えるようにします。

私がこの一週間、充実した時間を過ごすことができたのは、運営委員の先生方、講師の方々、OBOGの方々、13期生の皆さん、またこの育成塾を教えてくれた友達、学校の先生方、そして家族のおかげです。本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。

塾生番号27  土居 寛市(どい かんいち)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

兵庫県芦屋市に住んでいます。とても静かな住宅街です。谷崎潤一郎の「細雪」の舞台でもあり、村上春樹が少年時代を過ごした街でもあります。

好きな教科

理科(主に科学、物理)

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

学校では電子工作部と柔道部、登山同好会に属しています。星新一の本から読書が好きになりました。

夏合宿に向けて一言・意気込み

それぞれの分野でとことんまで突き詰めて研究されている先生方、また科学分野が好きな塾生の皆さんから多くの刺激をもらい、後の自分の活動に役立てられたらと思います。
8日間どうぞよろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

今回創造性の育成塾に参加して学んだことはたくさんありました。
参加前「研究者は自分の専門分野をずっと研究している」と思っていました。しかし、それだけではありませんでした。

自分の研究を他分野から見直すことによって新たな発見をすることもあれば、他の分野の研究者と協力して高度な研究や、面白い研究に繋がることもあるということがわかりました。
この育成塾で行なった様々な実験でも、多様な視点から考えることによってたった1つのテーマから僕が予測できなかったような応用につながっていきました。1つの物事などをたくさんの視点から見るというメリットを実体験として学びました。

育成塾で学んだことは正直全く理解できなかったところも多かったですが、高田先生がおっしゃっていたように「知らないということを知る」ことができたと思います。僕が知っていることは科学の世界のほんの一部に過ぎず、科学の世界に限りはないということがわかりました。この経験を後の人生に生かしていきたいです。

塾生番号28  中村 公祐(なかむら こうすけ)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

東京都港区出身
近所には赤穂浪士の墓がある泉岳寺や、東京タワーがあります。震災の時は先端が曲がっているのを生で見て、すごく大きい地震だったのだな、と思いました。
現在の天皇陛下が退位なさった後、お住まいになられるといわれている、高松宮邸があります。

好きな教科

国語、化学、物理、生物
(地学には興味がない)

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

化学研究会に所属しています。
割れないシャボン玉の研究をしているため、膜には詳しいです。
写真を撮ることが好きです。

夏合宿に向けて一言・意気込み

学べることの多い合宿だと思っているので、出来るだけ吸収して持ち帰りたいと思います。
富士山の写真も撮れるといいなと思っています。

夏合宿のまとめ

僕がこの素晴らしい8日間で感じたことは大きく分けて3つあります。1つ目は新たな分野を創造していくことの楽しさです。

液晶の実験で、液晶は物質の種類であり固有名詞ではないことを知り、身近なことでも知らないことがあるということを強く感じました。さらに先生方のご講義は今の僕の知識では理解できない部分も多かったのですが、新しい知識の獲得は新たな分野の開拓に繋がるということを感じ、それがとても楽しいことであるということも学びました。

2つ目は新しい仲間との交流の大切さです。この7日間が楽しいものとなったのは他でもなく、たくさんの仲間のおかげです。全国から集まった40人と海外からやってきた4人が8日間一緒に過ごすことによって生まれた騒がしさは予想をはるかに上回りました。本当に楽しかったです。ありがとうございました。

3つ目は育成塾を修了なさったOBの方々からの刺激です。僕はうっかりしたことに育成塾の期間中に指を切ってっしまいましたが、OBの中にお医者さんがいらっしゃり、とても安心したことを良く覚えています。さらに多方面でご活躍なさっている先輩方のお話は、とても魅力的でした。最後にこの塾の運営に関わって下さった多方面の先生がた、塾生のみんな本当にありがとうございました。

塾生番号29  成岡 憧汰(なるおか しょうた)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

出身地:東京都 世田谷区
ご当地自慢:環状8号線と甲州街道が近くにあります。
近所の栗畑の栗はスーパーに売っているのと違って香り豊かで美味しいです。

好きな教科

好きな教科:数学 理科

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活動:アメリカンフットボール部
趣味:爬虫類の観察

夏合宿に向けて一言・意気込み

夏合宿に向けて:人生で一度きりの体験なので楽しみたいです。
時間割が発表されたら、予習していきたいです。
よろしくお願いいたします。

夏合宿のまとめ

僕が今回改めて学んだ事は、色々な見方をするのは大切だという事です。
このことを気づかせてくれたのは大西先生です。
大西先生の授業は4種類の不思議な実験を行う授業でした。

実験開始後、暫くすると酸化と還元を繰り返す事で色が度々変色したり、また部屋を暗くしないと変化が分からない実験など、良く観察したり考えたりしないと「変化なし」と書いてしまうような実験が多く、改めて色々な見方をして考える事は大切なんだなと思いました。

僕が将来理系の職業に就いて研究などをしているときに大きな壁にぶつかっても、先を急がずに少し立ち止まって考えたり、先入観を持たずに色々な角度から物事を見てみるとその壁も何とか乗り越える事が出来るかも知れないと思いました。

最後に、大西先生を含め色々な事を教えてくれた先生方と、短い期間でしたが僕と仲良くしてくれた第13期の塾生の皆さん、人生の中でもう二度とない貴重な8日間を本当に有難う御座いました。
近い将来に科学オリンピックの場で皆さんと会える事を楽しみにしています。

塾生番号30  西岡 誠(にしおか まこと)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

江ノ島がある神奈川県藤沢市に住んでいます。
家からは、富士山と江ノ島の両方が見えます。

好きな教科

理科、数学

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活 将棋部
趣味 読書(外国文学)

夏合宿に向けて一言・意気込み

僕は、理科についてもっと詳しく知りたいので、この夏合宿で知識を吸収し、将来の土台にしていきます。

夏合宿のまとめ

僕は、この合宿で沢山のことを学びました。その中で強く印象に残っているものを3つ書かせて頂きます。

1つ目は、科学と社会が密接に関わることです。このことは、鈴木寛先生の講義から学ばせて頂きました。講義の中では、科学が進むと社会の中でチャンスとリスクの両方が発生することを、薬の開発を通して話されました。このことから、社会のことを考えて科学を発展させる必要性を感じました。

2つ目は、人類文明は未熟ということです。渡部潤一先生の講義では、初めにアイソン彗星が予想に反して蒸発、分散したことから、予想外の現象もよく起きること、また人類のような生命の存在する星が、確率、観測で無数にあると考えられることを話されました。これらのことから、僕は、人類を上回る文明があってもおかしくなく、人類文明はさらに発展できることを実感しました。

3つ目は、課題、疑問を見つけて自分で考え続けることが創造性の源ということです。上田正仁先生の講義では、マニュアル力、考える力、創造力の3つをどれも鍛え続けることが大切というお話をされました。僕は、疑問を見つけて、マニュアルを利用しながら考えることで発見ができると感じました。また、この合宿のどの先生方もこれを粘り強く行うことの大切さを訴えていると思いました。

最後に、先生方や運営委員の方々はじめ、この合宿を支えて下さった全ての皆様、また、この合宿をともに過ごしたみんなに感謝しております。誠にありがとうございました。

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塾生番号31  丹羽 有咲(にわ ありさ)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

東京23区の西部にある練馬区に住んでいます。
23区内で最大の農地面積を有し、私の家のすぐ近くにも広大なジャガイモ畑やキャベツ畑があります。
区の公式アニメキャラクター「ねり丸」は練馬大根がモチーフになっており、とても可愛いです。

好きな教科

古典―漢文大好きです。
体育―体を動かすことが大好きです。
地学―断層が特に好きです。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活―演劇部
趣味―チェロを弾くこと、漢文を作ること。
研究―近所の公園で雑草の植生調査をしていました。
好きなこと―野山を歩いて珍しい植物や昆虫を見つけること。動物と触れ合うこと(特に大動物)。
図鑑を読むこと。

夏合宿に向けて一言・意気込み

先生方や13期生の皆さんにお会いできることをとても楽しみにしています。
この夏で沢山の好奇心の種を見つけたいと思います!
宜しくお願いします。

夏合宿のまとめ

私は、育成塾で多くの「興味の種」を見つけることができました。それは、医学から宇宙まで多岐にわたります。
でもやはり、私の心にグッと来たのは、講師の先生方の、私たちに向けた沢山のメッセージでした。「情報に流されず、自分の目で確かめることが大切だ。」「面白いと思ったら追究すべきだ。」「大事なのは仮説の改良。」「予測できないからこそ面白い。」「多角的な視点を持て。」「計画性が大事。」「百聞は一見にしかず。」。

私には興味を持っている分野が沢山あります。だからこそ、これからの私の人生にバリエーションをもたらしてくれるであろう先生方のメッセージは、私の将来に光を灯してくださいました。
食事の時に、私が女性サポーターの方とと話した将来の夢の事、友達と課題について考え抜いた創造の時間、先生方が教えて下さったことの全ては、絶対に私の糧になるという確信を持っています。この合宿に参加させていただいたという大きな恩を、私は、これからたくさんの人々のためになるものを創造することによって返していきたいと思います。まずは早速、地学オリンピックに出場する為に知識を深めたいと思っています。
この合宿を支えて下さった全ての方々へ、本当にありがとうございました。

塾生番号32  羽田 晃紘(はだ あきひろ)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

神奈川県横浜市に住んでいます。
2020年の東京五輪で復活が決定した、野球・ソフトボールの開催地である横浜スタジアムがあります。

好きな教科

数学・理科・体育

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活は硬式テニス部です。
スキーやバスケ、野球も好きです。

夏合宿に向けて一言・意気込み

科学好きな全国の仲間と8日間過ごせることがとても楽しみです。
よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

僕が創造性の育成塾で学んだことは、楽しむことが一番大切だということです。
科学のオリンピックに出場した先輩が出場したきっかけを話してくださったとき、楽しそう、面白そうだったからと簡単な気持ちで参加したとおっしゃっていました。僕なら世界大会に行けることを目的にしたりして、楽しめていなかったと思います。だから、「やっぱり先輩方はすごいな」と感じました。

そのほかにも、課題を決めるときには、今の自分にできることなのかを考えてしまい、楽しみたい、自分の好きなことをしたいという最も大切な感情が入っていませんでした。
確かに今の自分にできることかどうかを考えることも大切ですが、自分のやりたいことを決め、その中で分野を絞ったり、やりたいことの一部をしたりといった工夫をしていきたいです。

8日間一緒に話して、遊んで、学んだ友達、そしてたくさんのことを教えてくださった講師の方々、本当にありがとうございました。

塾生番号33  引野 晴貴(ひきの はるき)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

現在地 東京都中野区
新宿や池袋などへのアクセスが便利な地域です。

出身地 千葉県市川市
都心に近く、江戸時代は梨や塩の産地で両方とも徳川家への献上品だったそうです。
梨は今でも有名で、日本トップレベルの生産量です。

好きな教科

理科 特に化学の実験が好きです。知識がなくても、実験をしたら必ず発見ができるからです。
社会 特に歴史(日本史)が好きです。様々な人物が何をどんな理由で行ったかを考えるのが楽しいからです。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活は卓球部に所属、
躰道という武道を小学校1年生から続けています。

夏合宿に向けて一言・意気込み

様々なことに挑戦し、たくさんの発見をできるようにしたいと思います。

夏合宿のまとめ

先生方の講義では、自分の考えをもとにして、小さな発見など様々な角度から物事をとらえて新たな発見へとつなげようとする、各分野の第一線の研究者としての意志を強く感じました。
最も印象深かったのは渡部先生の宇宙に関する講義でした。地球に似た惑星が40億個もあると聞いて、地球以外の生命体の存在をリアルに感じました。また、129億光年先の星を観測する技術や宇宙空間にある有機物を発見する技術などにも興味をひかれました。

実験や観察では、「なぜそうなるのか」と疑問を持ち、考察と仮説を繰り返し、試行錯誤することが成果につながることを実感しました。
グループ協議では、装置の改良の中で自分の意見と他の人の意見の共通点を結び付けて発展させるとよいということに気づきました。自分の意見と他の人の意見を合わせて考えるのが苦手だった自分にとって良い経験となりました。

これからは、いろいろなテーマについて常に疑問を持ち続け、自分が興味を持ったことや挑戦したいことに(先生方のように)強い意志を持って取り組みたいです。そして、多くの人々に貢献できるようになれればと思います。最後に、今回新しい仲間と出会えたように、多くの人と出会い学んでいきたいです。

塾生番号34  深川 咲来(ふかがわ さく)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

出身地は愛知県。愛知県はあまり魅力がないと言われています。
でも、強いて言うなら「名古屋飯」。ひつまぶしを始めとする美味しいものがあります。
名古屋城もリニューアル中。どうなるか楽しみです。

好きな教科

好きな教科は理科で、特に化学が好きです。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

小学校の時は、バスケットボール部。
今は卓球部です。

夏合宿に向けて一言・意気込み

講義で色々なことを吸収し、これからにつなげていきたいです。

夏合宿のまとめ

今回創造性の育成塾を通して、感じた事が二つあります。
一つ目は、挑戦する事を諦めずに色々な事を経験するという事です。「成功の究極の鍵は『諦めない人間力』」−−こう仰ったのは、「考える力」の鍛え方という講義をしてくださった上田正仁先生です。物理学史上最大の天才と言われるアインシュタインは、実は大学受験に失敗したり大学に残れなかったりと、様々な苦労を経験しても研究を続けた事で偉大な功績を残したのです。つまり諦めない事が真の突破口となり、そして原動力となると聞き、すぐに諦めてしまっていてはいけないと気づく事ができました。

二つ目は、挑戦してみないと分からない事が多いという事です。僕は講義を受ける時、直に話を聞く事で初めて分かる事が生まれ、また質問をする事にもよって分からない事が減ったと思いました。だから、これからは化学だけではなく物理など色々な事に挑戦し自分の中の分からないを減らしていこうと考えました。

最後に、僕はまだまだ見えている世界が狭いと思いました。同じ塾生から、新しい事を学んだり知識を深め合ったりした事で、新たな発見ができました。これからは、すぐに諦めてしまう自分を正当化せず、また興味のある分野だけでなく何事にも挑戦していく力をつけていきたいと考えました。

塾生番号35  松浦 侑花(まつうら ゆうか)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

出身・現在地→山形県東根市
私の住んでいる東根市は緑に囲まれて、山形の特産物であるさくらんぼがとてもおいしいところです。
東根は温泉もあり、古くてちょっと怖い旅館があって歴史を感じることもできます。
温泉街の子供たちは遊んだ後、足湯に浸かって帰る。冬はあたたかさが染み渡ってじーんとなります。
空気が澄んでいるので星が綺麗でよく見えます。

好きな教科

・国語(古典を除く) 筆者の主張などを読み解くのがとても楽しいから
・数学(幾何) わからない、がわかったとき、気持ちいいから
・技能科目全般

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活→陸上競技部
陸上競技は小学5年生から始め、中距離から短距離に転化して現在は100mとハードルをやっています。
趣味→読書、お菓子作り、音楽を聴くこと
星が好きなので、毎晩夜空を見上げてから寝るのが日課となっています。
今まで実験や検証をしたことはありませんが、山形は雪が多い地域なので雪を活用した家庭用の発電機ができたらいいなと考えを練っている途中です。

夏合宿に向けて一言・意気込み

普段学ぶことのできない世界をたくさん吸収して将来に活かせるように常にフルパワーで活動に取り組みたいです。
不安もありますが、合格した仲間たちと貴重な8日間を楽しんで有意義な時間にしようと思います。
また、海外の方もいらっしゃるので異文化に触れて理解を深め、仲良くなれたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします!

夏合宿のまとめ

私は今回の育成塾に参加させていただいたことで、沢山の知識を吸収し刺激を受けました。

ひとつは“考える事は奥深い”ということです。
私はじっくり考え続けることが苦手で、わからないことがあると考えることを放棄してしまいがちでした。
上田正仁先生のご講義によって、わからないことに対して悲観的にならず「何がわからないか」の意識を持って臨めば、考えやすくなるとわかりました。
そして今の私に足りないものはマニュアル力だと気づくことができ、根底となる知識と基礎を蓄積して長距離走型の脳を作っていかなければと感じました。

もうひとつは多くの先生に共通していた諦めない根気強さを持つこと。
私には夢があります。以前まではただの夢であって叶えることは難しいと思っていました。
でも、諦めずに強い意志を持って努力し続ければきっと叶えることができるはずだ、と育成塾で学んだことは私の背中を押してくれるものになりました。

最後に、短い期間でしたが沢山の方のサポートと楽しい仲間たちのおかげで一生忘れられない思い出と、貴重な経験ができました。
これからは自分が興味を持ったものに対して貪欲に取り組み、怖じけずにいろんなことに
チャレンジしたいです。
育成塾の夏合宿は終了したけれど、今後も出会った仲間とのつながりや、人のつながりを大切にして、ここで培った経験を生かして、必ず夢を叶えられるように頑張ります。

塾生番号36  安田 百合香(やすだ ゆりか)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

山と海に囲まれた、自然豊かな神戸市に住んでいます。
灘の酒蔵が近くにあります。

好きな教科

数学、体育

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

そろばんとピアノを習っています。走ることが好きです。

夏合宿に向けて一言・意気込み

先生方の話をしっかり吸収し、充実した8日間にしたいと思っています。
また、全国から集まってきた科学好きな塾生の皆さんとの交流も楽しみにしています。

夏合宿のまとめ

私は、創造性の育成塾に参加させていただき、予測できない、わからない現象があるからこそ、そこに面白さがあるということを感じることができました。

特に、渡部先生の講義では、「人類は、やっと他者の存在を認識し、宇宙の中心でないことを理解し始めた」と聞き、宇宙生命がもうすぐ見つかるかもしれないという期待が膨らむとともに、とてつもなく大きい宇宙への興味が広がりました。また、上田先生の講義では、学問は型を論理で組み合わせて構成していて、独創性は型破りであって型無しではなく、型は考え方の基本パターンなので重要なのだと分かりました。先生方の講義や13期生との出会いは私に刺激を与え、科学の楽しさを教えてくれました。ありがとうございました。

これからは、小さな発見を大切にし、人と違うことを恐れず、マニュアル力だけに頼ることなく、意識的かつ不断の努力で鍛えられるという考える力をつけ、自ら課題を見つけて自分なりの答えをあみだしていきたいです。最後に、短い間でしたが、貴重な機会を与えてくださった先生方、そして13期生の皆さん、本当にありがとうございました。

塾生番号37  山澤 沙彩(やまざわ さあや)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

私が住んでいる富山県は、とても自然豊かなところです。
富山湾ではおいしい魚が獲れて、ホタルイカやシロエビがいることで有名です。

好きな教科

理科・英語

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

歌うことと絵を描くことが好きです。
中学校では、コーラス部に入っています。パートはアルトです。コンクールに向けて練習を頑張っています。
あと、4歳からずっとモダンバレエをやっています。

夏合宿に向けて一言・意気込み

とても緊張していますが、この合宿でたくさんのことを学べるように頑張りたいです。

夏合宿のまとめ

この合宿で学んだこと、それは、いろんな視点から物事を見ることは大切だということです。
このことをたくさんの先生方の授業で学びました。いろんな見方をすると、1つの見方より多くのことが見え、世界が広がります。これからは、ある見方だけに偏らず、いろんな見方をして物事を見られるようにしたいです。

私は、積極性が身についたと思います。ある講義のとき、質問しようとしたけど緊張して質問できなかったことがありました。そのことを後悔していて、それからは先生に質問があったら必ず質問するようにしました。また、グループ協議でアイデアを出したり、どうしたら装置が改良できるかを進んで考えたりして、積極的に取り組むことができました。これらの経験から、私は積極的に行動できるようになりました。

普段の生活ではできないような体験がたくさんありました。その中でも、この仲間たちに出会えたことは、とてもいい経験でした。一緒に話をして、グループ協議などの活動ができて、とても楽しかったです。講義をしてくださった先生方、合宿でお世話になった方々にとても感謝しています。ここで学んだことを活かして頑張りたいです。

塾生番号38  湯地 晶子(ゆじ あきこ)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

東京都港区に住んでいます。

好きな教科

理科・数学・体育です。

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

生物部に所属しています。
趣味は読書・音楽鑑賞です。

夏合宿に向けて一言・意気込み

沢山の仲間と共に勉強し、楽しみたいと思います。
気軽に話しかけて下さい。宜しくお願いします。

夏合宿のまとめ

私は、この創造性の育成塾でたくさんのことを学びました。その中で、大隅先生の疑問や抱いた興味を大切にしてほしいというお言葉が特に心に残っています。

私は今まで、「どうしてこうなんだろう」と疑問を持ってもほったらかしにして、そのまま忘れてしまうことがありました。しかし、そのような小さな疑問が、将来につながっていくのだと感じました。
また、科学オリンピックに参加した先輩方も、興味を抱き軽い気持ちで始めておられましたが、国際大会にまで出場されました。このように、興味を抱いたことを大切にし、追究し続けていくことがとても大きなものにつながると感じました。
また、上田先生の、成功の究極の鍵は、「諦めない人間力」であるというお言葉も心に残りました。私は一度失敗してしまうと、「次もどうせ失敗してしまう」と失敗を恐れてしまうところがありました。しかし、相対性理論などで有名なアインシュタインも様々な失敗を人生でし続けてきたそうですが、決して物理学の勉強をすることを諦めませんでした。また困難な問題に挑戦する勇気が創造性の源につながります。私も何事にも挑戦し、かつ諦めない心を持ちたいです。

ここで学んだ、興味を抱いたことや、疑問に思ったことを追究し、たとえ失敗しても諦めないことの大切さを今後生かし将来人類に貢献できるよう日々努力していきたいです。八日間、支えて下さった方々、育成塾の皆さん、本当にありがとうございました。

塾生番号39  吉田 真人(よしだ まさと)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

出身地・現在地・・・岩手県盛岡市
・自然が豊かで、空気がきれい。岩手県庁近くの盛岡市役所裏の中津川には、鮭が上って来る。
・もりおか三大麺(冷麺・じゃじゃ麺・わんこそば)をはじめとする、おいしい食べ物がある。特に“白龍”(パイロン)のじゃじゃ麺がおいしい。
・本州一寒い。スキー場も車で一時間以内にたくさんある。

好きな教科

・理科、特に生物

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

・科学部に入り、一年生のときは指紋、現在は植物について研究中。
・趣味は読書。有川浩の作品が好き。

夏合宿に向けて一言・意気込み

貴重な機会なので、講師の方々やほかの塾生の皆さんからはたくさんのことを学び取りたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

今回この合宿を通じて、今まで自分が「できたつもり」「分かったつもり」でいて、「知っただけ」だったことに気付きました。そして、創造性とは何か、また科学をやる上で大切なこととは何かを学びました。

特に創造性については「先入観にとらわれないことが柔軟な発想につながる」という言葉が心に残りました。これは大西先生の言葉ですが、大隅先生をはじめとする多くの先生方がこのことを言っていたのだと思います。創造性や独創性、新しい発見は常識にとらわれないことからだと思います。他にも最先端の科学技術や世界中の科学者たちの偉業を知り、今後につながる興味の種を見つけることができました。

今回学んだ多くのことを、自分だけのものとするのではなく、周りの仲間にも広げられるよう努めたいと思います。
短いけれど、とても充実した8日間でした。素晴らしい講演や実験をしてくださった講師の皆さま、支えてくださった多くの方々、そして一緒に学んだ仲間たち。本当にありがとうございました。

塾生番号40  渡邉 雄斗(わたなべ ゆうと)

出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

出身地・現在地共に千葉県千葉市

千葉はよく田舎だと馬鹿にされますが、千葉市はそんなに田舎じゃないです。
千葉県として最も自慢できるのはやはりディズニーランドですが、千葉市としては、幕張メッセやイオンモール幕張新都心なんかが有名だと思います。
都心のような人混みはそんなに無いので、程よく都会で程よく田舎な住みやすいところです。

好きな教科

数学・英語・理科(主に化学)

部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活:バドミントン部
趣味:ドラマを見ること

特に何か研究をしているわけではありませんが、数学にしろ理科にしろ、数字を使うことが好きです。

夏合宿に向けて一言・意気込み

どのようなお話をしてくださるのかわかりませんが、たくさんの先生方と仲間と共にたくさん学んで、有意義な8日間にしたいと思います。
よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

僕は、この創造性の育成塾を通して感じた、創造性とは何かということについて話します。
ノーベル物理学賞を受賞した、日本を代表する科学者ともいえる湯川秀樹先生は、その著書「創造的人間」の中で、創造にはまず模倣、つまり真似ることが大事だと述べています。
これは以前学校で習ったことでしたが、この育成塾に通い、さまざまな先生方のお話を聞く中で、ふとこのことを思い出し、まさにその通りだと実感しました。
そして、この「模倣」を行うには、まずたくさんの分野に触れ、たくさんのことを吸収する必要があり、それは林大臣や鈴木先生の「文理分断の脱却」のもつながるかと思います。
その意味で、今回、さまざまな分野で最先端の研究をなさる先生方のお話を聞けたことは、大変貴重な経験だったと思います。
上田先生が「独創性は型破り」と仰っていたように、創造性とは、一から作りだすのではなく、たくさんのことを知り、模倣するところから始まり、そこから応用して新たなことを生み出す力だと思います。
なので、まずは理科に限らずたくさんのことを学び、創造性に必要な力を養っていきたいと思います。
最後に、このような機会をくださった運営委員の皆さん、先生方、OB・OGの皆さん、そして、この一週間をとても楽しく過ごさせてくれた塾生の皆さんに感謝したいと思います。短い間でしたが、ありがとうございました。

塾生番号41  叶曼玲(YE.MANLING)

夏合宿のまとめ

こういう機会があって幸いです。この一週間で私は多くの知識を学ぶことができて、多くの新しい友達と知り合いになって、勉強になりました。
日本のみんなは時間に厳しくて、約束の時間を守って、自分の任務を果たします。こういう時間に対する感覚に感心しています。
私の印象深い一言は「百聞は一見に如かず」ということで、自分で体験してみることが必要なものもあります。人の話を百回聞くよりも、自分の目で一度見た方がはっきり分かります。見て确かめることが大事だということです。今回の日本では、昔から知らなかったことをたくさん知っていて、いろいろな知識を身につけました。

この8日間お世話になった先生の皆様に感謝しています。短い間でしたが、ありがとうございました。
今回の合宿をきっかけに、今度は留学の目的でまた日本に行きたいと思います。

塾生番号42  刘若曦(Liu RuoXi)

夏合宿のまとめ

この八日間の合宿で、私はいろんな知識を学びました。それに、一流の講師の方々のお話から、良い考え方や姿勢も学びました。
私が一番好きな授業はJAXAの宇宙飛行士野口聡一先生の授業です。私は野口先生の授業を聞いて、宇宙旅行に興味を持つことになりました。
昔、人間は地球の中だけで活動しました。でも、現代の科学技術はずっと進んでいますから、今は宇宙に行くことができます。宇宙のことが少しずつわかってきました。
写真から見ると、宇宙の景色は美しいです。もし可能であれば、私はぜひ宇宙へ旅行に行きたいです。宇宙の美しさが体感できたら良いと思います。
だから、将来、私はスペースホテルと宇宙飛行機を研究したいです。そして、地球以外の生命体を探したいです。
宇宙の中に、いったい何がありますか、この世界はどうなっているのですか、こういう未知の世界をもっと知りたいと思います。
この八日間、日本の方々にお世話になりました。本当にありがとうございました。

塾生番号43  王婕(WANG JIE)

夏合宿のまとめ

この八日間、いろいろな知識を身につけました。一番印象深いのはやはり橋を作る実験だと思います。二つの問題が出てきましたが、問題に対して、対策をいろいろ考えて、何回もやり直して、いい経験ができました。
最初に困ったのは橋の組み立てを決めることです。どうやって判断するか、それは私にとって厳しい挑戦だと思います。
「千里の道も一歩から」ということばがあります。素晴らしい一歩を踏み出すには、判断力を持って、じっくりと考えることが大事だと思います。
二つ目の問題は、「実際にどうやって作るか」ということです。そのときは自分の習ったことをよく生かすだけではなく、グループで相談して、意見を交換してからやることも不可欠だと思います。
ほかのこともそうだと思います。何かをうまくやりたかったら、まずは迷わずに判断して、正しい方向へすすんで、困ったことがあったとき、先生と親と友達に聞いて、いつかきっと、成功すると思います。

日本は今回初めてですから、来る前には「日本はきれいな国です」という考えでした。確かに、日本は思ったよりずっときれいで、親切な国だと思います。特に、時間の約束を守ることはわたしが学ぶべきだと思います。
八日間、様々な有名人にあって、不思議な知識を学んだだけではなく、視界も広げました。先生からも、先輩からも、友達からもいろいろ教えてくれて、手伝ってくれて、本当にありがとうございました。今回日本に来て、新しい友達がいっぱいできて、文化についてももいろいろ交流して、本当にうれしかったです。
この八日間、いろいろお世話になりました。本当にありがとうございました。今度また日本に行きたいと思っています。

塾生番号44  高兴(GAO XING)

夏合宿のまとめ

この8日間、色々なことを勉強しました。でも、勉強の内容は難しすぎて、本当はよく分からなかったんです。
その中で、一番印象深い授業は「地球以外に生命は存在するか」です。その授業で、「第二の地球」という知識を学びました。今日本もアメリカも中国も、共通問題は地球問題です。
例えば、スモッグや地球温暖化など、人類の生存に関わります。もし、ある日、地球がなくなったら、私たちはどうすればいいですか。そのために、「第二の地球」の探査が一番重要です。だから、わたしは将来「第二の地球」についての研究をしたいと思います。これから、一生懸命地球の勉強をします。

日本ははじめてですから、自分の日本語の発音に自信がなくて、いつも自分の日本語の発音がおかしいと思いました。だから、日本人に会う時、日本語で話す勇気がなかったんです。でも、みんなはとても親切で、いろいろなことを教えてくれました。その時は、心が暖かくなりました。みんなのおかげで、今は日本語を話す勇気が出てきました。
この8日間の合宿で、未来の目標が分かりました。短い間でしたが、本当にありがとうございました。日本のみなさんにお世話になりました。ぜひもう一度日本へ行ってみたいです。