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「夏合宿のまとめ」は、8月3日に各自が発表したものです。 当日の様子は、レポートと映像でご覧いただけます。レポートはこちら

出席番号11: 大石 加奈

夏合宿のまとめ

 私は「創造性の育成塾」を通して自分の視野を広げることができたと思います。なぜなら創造性には好奇心が必要だということ、また好奇心から創造性へとつなげるためには3つの力が必要だということを教わったからです。
 有馬先生からのメッセージの中にあった「常に好奇心をもて、自分の好きなことに向かって進め」というお言葉や、上田先生の「好奇心のおもむくままに」というお言葉から、好奇心は「新たな発見」につながるものなのではないかと思いました。自分の興味、関心(好奇心)があるところから問いを見つけ出す。これも創造性の一つだということです。実際に、ノーベル賞を受賞された梶田先生や国立遺伝学研究所の北野先生は自分が疑問に感じたことや興味を持ったところから問いを見つけ出して研究をしていらっしゃいました。
 ですが、好奇心から創造性へと簡単につながるわけではありません。そのためには最初に述べた3つの力が必要だということです。3つの力とは上田先生がおっしゃっていた「マニュアル力」、「考える力」そして「創造力」です。3つの力はピラミッド型で表し1番下が「マニュアル力」次が「考える力」そして1番上が「創造力」です。1番下の「マニュアル力」が大きいと1番上の「創造力」も大きくなります。また、「考える力」をつけることで深く考える癖がつき、より「創造力」が大きくなるのではないかと考えました。
 以上のことから、自分のちょっとした疑問や思いつきを大切にしていきたいと思いました。そのほかにも多くのことを学び多くの体験をしました。これらを自分の「これから」に生かしていきたいと思います。



自己紹介

出身地
美しい桜並木のある東京都国立市に住んでいます。
好きな教科
理科(化学)・英語・社会(歴史)
苦手な教科
特にありません。(成績とは別です)
部活や趣味(今まで続けてきた研究など)
部活は、茶道部とパソコン部。 趣味は、ヴァイオリンと読書。
応募したきっかけ
新聞記事で見つけて、中学2年生で応募できると知ったのがきっかけです。
夏合宿に向けての意気込み
参加できることをとても楽しみにしています!!!
11期の仲間へ向けて一言
皆さんと色々な話ができれば良いなぁと思っています。

出席番号12: 大川 敦也


夏合宿のまとめ

 僕がこの「創造性の育成塾」を通して気づいたことは、好奇心を持って学問に取り組むことの大切さです。基礎からコツコツ積み上げていくこと、自ら新しい問いを発見しそれと向き合うこと、くじけそうでも諦めないこと、失敗を失敗のままにせずにそこから何を生み出せるのか考えること。多くの先生方にこういった努力の大切さを教えていただきました。また有馬先生やほかの先生方がおっしゃっていたように、努力の根底にあるのは強い好奇心なのだと思いました。
    先生だけでなく塾生や先輩の皆さんにも大変お世話になりました。多くの人に質問したり、話をしてみたりすることでより広い視野を持つことができるようになった気がします。席の近くに植物にとても詳しい人がいて、驚いたこともありました。さらに、理科だけでなくほかの教科を勉強することの重要さ、特に英語を大切にしないとグローバル化していく社会に取り残されてしまうかもしれないということも感じました。英語圏でも通じるような英語を目標に勉強していきたいです。
    塾が終わってから、僕は授業の中で分からなかったことを調べてみました。なにか1つ分かると次々に分からないことが出てきて、学問の世界は無限に広がっていることを痛感しました。これからは学問に謙虚に向き合い、自分のことを客観視できる素直さをもって、すこしずつ成長できたらいいなと思っています。
    最後になりましたが、この「創造性の育成塾」に関係する皆様、8日間の貴重な経験をありがとうございました。塾のOBとして、今後も頑張っていきたいと思います。また、先輩や同期生の方と今後も交流を続けていきたいです。どうぞよろしくお願いします。



自己紹介

出身地
手塚治虫のゆかりの地で、 宝塚歌劇で有名な兵庫県宝塚市です。
好きな教科
数学・社会・英語 などです。
苦手な教科
国語・体育 などです。
部活や趣味(今まで続けてきた研究など)
バレーボール部です
応募したきっかけ
新聞で記事を見つけ、面白そうだと思ったので 応募しました。
夏合宿に向けての意気込み
この貴重な機会を大切にしたいと思います。 どんな授業があるのか楽しみです。
11期の仲間へ向けて一言
楽しい合宿ができたらいいなと思っています。 どうぞよろしくお願いします。

出席番号13: 大野 浩輝


夏合宿のまとめ

 僕がこの創造性の育成塾で学んだことは主に3つあります。
 1つ目は、何があってもあきらめないということです。
教授に見捨てられたアインシュタインや、他の研究者に実験結果を否定された梶田先生は、その後あきらめずに研究を続けたことで、それまでの科学の常識を覆すような大きな発見にたどりつきました。また、三菱重工の二村先生が教えてくださったように失敗を繰り返して成功をつかむためにも、あきらめない力は必要だと思います。
 2つ目は、基礎的な学習を怠らないということです。
有馬先生の講義で基礎的なことをきちんと学ぶことが大切だということを知りました。特に、上田先生が教えてくださったように、「マニュアル力」は将来研究をするうえでとても重要になる「考える力」や「創造力」の土台となるので、簡単な勉強もしっかりやろうと思いました。
 3つ目は、1つの考え方にとらわれないということです。
高橋先生がおっしゃっていた“abduction”のように、目標にたどりつける可能性のある方法を複数考えることで、1つの方法で挫折しても抜け出すことができます。また、以前はできないと言われていたことだからといって初めから「出来ない」と決めつけてしまうと、当たり前ですが目標にたどりつくことはできません。
 学習の他には、この合宿で理科好きの友達をたくさん作ることができました。食事の時間や自由時間に交流ができてとても楽しかったです。
最後に、いつも優しく声をかけてくださったOB・OGのみなさん、時には厳しく僕たちを指導してくださった運営委員の方々、僕たちを見守ってくれた事務局の方々に感謝しています。8日間ありがとうございました。



自己紹介

出身地
東京都世田谷区の自然豊かな国分寺崖線の近くに住んでいます。
好きな教科
理科(特に地学、化学)、数学
苦手な教科
国語、体育
部活や趣味(今まで続けてきた研究など)
科学部と軟式テニス部に所属しています。5歳の時からピアノを続けています。
応募したきっかけ
母に育成塾の事を聞いたのがきっかけです。 様々な科学分野で活躍する先生方の講義を受けられ、科学者を目指す上でぜひ知りたい話を直接聞けるまたとない機会だと思いました。
夏合宿に向けての意気込み
何でも積極的に取り組み、自分の夢に一歩でも近づきたいです。
11期の仲間へ向けて一言
自分のように科学が好きな友達を作りたいと思っています。よろしくお願いします。

出席番号14: 貝沼 亘


夏合宿のまとめ

 僕は、この合宿でみんなと協力して難問や課題に取り組みゴールにたどり着くことが大切だと感じさせられました。これまで僕は、みんなで何かをするというよりは、ひとりで物事に取り組んでいましたが、講師の方々の講義を聞いてみんなで協力することの大切さがわかりました。
 それは、牧野順子先生のペーパータワーコンテストでのことです。僕たちの班は、「それはダメだ」と言ったりせず、ブレーンストーンミングの考え方で話し合い高いタワーを作ることが出来ました。このことから僕は、仲間と協力することの大切さがわかりました。実際に牧野先生は、「社会では一人でできるようなことはあまりなく、みんなで協力して何かを作り上げる際の協力体制が大事」と仰っていました。この経験から僕は、仲間の考え方を尊重し、試行錯誤しながらより良い考え方に近づいていける人になりたいと思いました。そのためにも今後は話し合いでは自分の意見を押し付けずに、たくさんの人の意見を聞き、議論して、最も良い結論を導き出す努力をしていきたいと思いました。
 僕は、この創造性の育成塾でたくさんの仲間たちと出会い、素晴らしい体験をしました。また、8日間の合宿を通して、自分でしたことに責任をもち、時間を守ることの大切さが分かりました。そしてなによりも親の存在のありがたさがわかりました。
最後に、この創造性の育成塾でお世話になった人に感謝を伝えたいと思います。8日間本当にありがとうございました。



自己紹介

出身地
僕は、新潟県の新発田市に住んでいます。新潟県は、田んぼが多く稲作が盛んです。また、新発田市は、新発田城やあやめが有名です。
好きな教科
数学です。
苦手な教科
音楽と英語です。
部活や趣味(今まで続けてきた研究など)
陸上競技部に入っています。趣味は、読書です
応募したきっかけ
新聞広告を見て、母に勧められました。有名な先生方の講義を受けられる密度の濃い8日間を過ごすことで、将来の目標を見つけられると思ったからです。また、全国の意欲あふれる人たちと、交流できればと思いました。
夏合宿に向けての意気込み
先生方の講義を楽しみにしています。
11期の仲間へ向けて一言
みんなと八日間楽しみたいです。

出席番号15: 神谷 祐太郎


夏合宿のまとめ

 合宿で様々な話をお聞きし、経験したことで、自分の見ていた世界が、まだまだ小さいことを実感しました。そして、世界だけでなく、宇宙が身近なものとして感じられた一週間でした。
 夢をもち、それを実現するために今、目の前にある、するべきことを精一杯努力して成し遂げる事が夢へと繋がるという言葉は、夢を叶えた油井先生からの言葉だからこそ、深い意味がありました。宇宙船からアームで物資をキャッチしたなど、不断の努力の結果、成し得た成果を淡々と語れる人になりたいと思いました。そして、この創造性の育成塾の講師として講義できるような自分に成りたいとも思いました。重力のない宇宙で植物が栽培され、それを食べている油井さんのスライドは、近未来に宇宙生活が現実化することが実感できました。
 ノーベル賞を受賞された梶田先生の講話は、化学をかじりかけの私に、化学の世界を広げてくれました。ニュートリノのデーターの見直しによる発見は、緻密な努力の結果であることも分かりました。
 様々な先生方の講義を胸に、これから進むべき道を進んで行きたいです。
 この合宿に集まった仲間は、明確な目標をもっている人が多く、知識もあり、自分もさらに努力しなければならないと思いました。創造性を高める為には、知識をたくさん蓄え、それを使いこなす柔軟性が必要だと言われていることも納得しました。
最後になりましたが、講義をしていただいた先生方や合宿を企画して下さった皆様、そして、快適な合宿生活をサポートして下さったスタッフの方々に感謝いたします。



自己紹介

出身地
「食の王国」茨城県は、メロン生産高第一位をはじめ、蓮根、白菜、干し芋など数々の生産第一位があります。僕の住む茨城県龍ヶ崎市では、国指定の選択無形民俗文化財「撞舞」(15mの丸柱を、曲芸を演じながら登り、頂点で逆立ちをしたり軽技を披露し五穀豊穣を願う神事)が毎年7月下旬に催されます。大関稀瀬の里の出身地でもあります。
好きな教科
英語・理科・体育
苦手な教科
国語
部活や趣味(今まで続けてきた研究など)
硬式テニス部に所属しています。昨年は、JOPの全国大会で4位になりました。 趣味は、テニスとスキーとバスケと水泳です。自宅でメダカとザリガニを飼育し、生態観察をしています。
応募したきっかけ
学年部長の先生と、過去に応募した先輩の紹介で知り、ホームページを拝見し、塾生になりたいと思ったからです。
夏合宿に向けての意気込み
あこがれのノーベル賞を受賞した先生の話を間近で拝聴することができることや、一流の先生方が僕達の為に考えて頂いた講義を受けられることが楽しみです。講義を余すことなく理解し、今後に繋げていきたいです。全国から集まる友と切磋琢磨し、有意義な一週間にしたいです。宜しくお願いします。
11期の仲間へ向けて一言
様々な環境で学んでいる皆さんと、同じ講義を受け、議論できることが楽しみです。宜しくお願いします。

出席番号16: 川端 壮太郎


夏合宿のまとめ

 僕はこの合宿に参加する前、なにか壁にぶつかるとすぐに諦めてしまうことが多かったのですが、今回の講義をきいて考え方が変わってきました。
 その理由は、講義をされたほとんど全ての先生方が、「成功につながった背景には、失敗や諦めなかったことにあった」とおっしゃっていたからです。
 そしてもう1つあります。それは、先生方が挑戦し続けると自分の力になるということをおっしゃっていたからです。特に、アインシュタインの話では、アインシュタインは実験に何度も失敗してしまって普通の人ならやめることを諦めないで挑戦し続けた結果ノーベル物理学賞を、受賞したということ。
 さらに、梶田さんの話では、カミオカンデというとても大きな実験装置を莫大な時間をかけてつくったものの、そのカミオカンデでは正確な実験結果を得るにはデータがあまり集まらなくて失敗しましたが、それよりも大きいカミオカンデを、また莫大な時間をかけて作るという、実に長い時間をかけなければいけないというところで、諦めずに頑張って成功させたこともです。
 これら以外にもありますが、失敗することや諦めない力がとても重要になります。そして挑戦し続けることも大切になってきます。
 これらのことから、成功するためには、たくさんたくさん失敗しても、諦めないということが大切だと思うようになりました。ですから、これからの学校生活やそうでないところでも、諦めないことを大切にしていきたいです。



自己紹介

出身地
魚が新鮮でおいしい、長崎市に住んでいます。
好きな教科
理科、体育
苦手な教科
英語
部活や趣味(今まで続けてきた研究など)
水泳部に所属しています。スポーツ全般が大好きです。
応募したきっかけ
将来は何かしらの研究をしたいと思っていました。育成塾で講師の方の講義を聴くことで自分のやりたいことが見つかるのではないかと思い応募しました。
夏合宿に向けての意気込み
講師の方々から、貴重な体験談を聴いて、今後自分がやりたいことを見つけたいです。
11期の仲間へ向けて一言
皆さんよろしくお願いします。

出席番号17: 菅 識理


夏合宿のまとめ

 僕は今回の合宿で、様々な先生のお話を聞くことができ、新たな発見がありました。
 例えば、有馬先生は文化や考え方の違いが大きな発見につながったことを教えてくださり、ノーベル賞受賞者の梶田先生は仲間や先生に恵まれたことの素晴らしさやありがたさをお話ししてくださいました。僕は研究者になりたいと考えていますが、偉大な発見のためには良き師、良き仲間と協力することが不可欠なのだと感じました。
 しかし、良い先生や仲間に出会うためには自分が仲間としてふさわしくなければならないうえ、自分の存在を見つけてもらう必要があります。今回創造性の育成塾に参加できたのも自分から応募したからです。このように、どんどん自分から参加しなければならないし、参加しても良い仲間だと認識されなければいけないので、今は知識や学力、実験の技術を上げていこうと思いました。
この創造性の育成塾を糧に、これからも夢に向かって努力していきたいと思います。



自己紹介

出身地
ゾウのはな子がいた井の頭自然文化園のある武蔵野市に住んでいます。緑が豊かで、都心から近いという、住みやすさと利便性を兼ね備えた街です。東部の吉祥寺は、住みたいまちNo.1に選ばれています。
好きな教科
物理・化学・地理
苦手な教科
体育
部活や趣味(今まで続けてきた研究など)
部活は、理化学部と管弦楽団に入っています。小さい頃からバイオリンとピアノをやっていましたが、今はオーボエを習っています。趣味は工作で、「欲しいものは作る」がモットーです。
応募したきっかけ
5年生の時にインターネットで見つけました。いろんなと仲間と交流したり、大御所の先生方の講義が聞けるので将来に役立つと思いました。
夏合宿に向けての意気込み
素晴らしい先生方の講義を聞くのが楽しみです。静岡県に行くのも初めてなので、大いに楽しみ、そして有意義なものにしたいです。
11期の仲間へ向けて一言
皆さんの優れたところを存分に取り入れたいです。

出席番号18: 岸 和秀


夏合宿のまとめ

 僕はこの合宿の中で考える力の大切さが一番心に残りました。合宿で様々なことを学んだ中でなぜ考える力が一番かというと、上田先生の講義を聞いて、これからの社会では答えが定まった問題をできるだけ早く正確にとく力である「マニュアル力」だけではなく、考える力や創造力も重視されるということを学び取ったからです。また、大きな発見をした人は身の回りの当たり前だと思われていることに疑問を感じ、自分でそのことについて考えて大きな発見をしたという話を聞いたからです。僕は今までマニュアル力ばかり、力をつけていました。でもこれからは自分で問題を納得のいくまで考え抜き考える力をつけていきたいです。
 もう一つこの合宿では大切なことを学びました。それは、理系だけではなく文系も科学を発展させていく中では大切という鈴木先生の講義でした。このことは、科学の進歩を支えていくためには行政の支援が必要であり、理系と文系がどちらも重要であることをあらわしています。僕はまだ理系か文系どちらに進むかは決めていないけど、この話のように理科だけではなく歴史など様々なことを今のうちに幅広く勉強していきたいと思いました。また、科学者として研究に携わるのもいいと思ったけど、行政の立場として様々なことを考えていくのもいいと思いました。
 この合宿では考える力の大切さや色々な立場を知ることの大切さなど様々なことを学びました。これからはそのことを意識して自分の目標に向かって基礎的なことから努力していきたいです。



自己紹介

出身地
石川県金沢市に住んでいます。毎年、5月になると近くの公園でたくさんのバラが一斉に咲きます。とてもきれいです。
好きな教科
理科と社会の歴史が好きです。
苦手な教科
国語で人物の感情を読み取るのが特に苦手です。
部活や趣味(今まで続けてきた研究など)
部活は、囲碁・将棋部に所属しています。趣味は読書と音楽を聴くことで、歴史に関する本をよく読みます。
応募したきっかけ
創造性の育成塾に応募したきっかけは、チラシのノーベル賞学者たちとの8日間という言葉に興味をひかれたからです。
夏合宿に向けての意気込み
合宿では講義や同期生との会話を通じて、様々な考え方を学び取ってこれからに役立てていきたいと思っています。
11期の仲間へ向けて一言
8日間というとても短い間ですがたくさんのことを学び取れるように頑張りましょう。

出席番号19: 岸田 彩花


夏合宿のまとめ

 私は「失敗を恐れず、挑戦すること」の大切さをこの七日間で学びました。人は何かに挑戦すると必ず失敗することがあります。例えば、新しい分野について学んだときを思い出してみてください。問題を解き終わるまでに自分の求める結果にたどり着かない等の失敗をしてしまう人は多いと思います。
 2015年にノーベル賞を受賞された梶田先生も、初めは陽子の崩壊を調べる実験で失敗を経験しています。ですが、その失敗の原因を追究することによって、ニュートリノに質量があることを発見できたお話をしてくださいました。今活躍されている他の先生方も失敗を経験していても、同じようにして失敗を成功に活かしていました。このように挑戦することにより失敗したとしても、あきらめずに原因を追究・解明していけば、最後には成功をすることができるのだと多くの先生が教えてくださいました。
 私は初め、失敗は恥ずかしいことであまり良いことではないと思っていました。その為、失敗が怖いという理由で挑戦をためらい、ときにはあきらめてしまうことも多々ありました。しかし、このような講義を聞いて失敗は恐れるものではなく、学びを深める上で必要な「学びの種」のようなものだと感じるようになりました。この結果、7日間で少し物事に対して積極的になれたと思います。これからも「失敗を恐れず、挑戦すること」を大切にしていきたいです。その為、これをきっかけに今まで出場をあきらめてしまっていた科学オリンピック等にも取り組んでいきたいと思いました。そして、将来「学びの種」を自分の夢である研究者なっても忘れずに、成功や発見といった「花」にしていきたいと思います。
 最後に、この創造性の育成塾では他にも貴重な体験をしたり、学んだりすることが出来ました。このような体験をさせてくださった関係者の方々に本当に感謝しています。ありがとうございました。



自己紹介

出身地
住みたい街ランキングの上位にいつもランクインしている、吉祥寺のある東京都武蔵野市に住んでいます。市内にある井の頭恩賜公園の井の頭池は、初めて江戸に引かれた水道「神田上水」の水源であり、徳川家康が関東随一の名水だと褒めてお茶を点てるのに使っていました。市の形は「時代劇の丁髷のかつら」に似ていて、「髷」付近に住んでいます。吉祥寺は賑やかですが、ちょっと離れた「髷」は住宅街で桜の綺麗なところです。国立天文台三鷹キャンパスとジブリ美術館のある三鷹市に隣接しています。
好きな教科
理科 数学 英語 技術
苦手な教科
体育(努力はしているのですが…)
部活や趣味(今まで続けてきた研究など)
部活:吹奏楽部でトランペットを吹いています。
 趣味:科学関係の本を読むこと。実験教室に通うこと。検定を受けること。
 研究:人工イクラにはまり、現在ゲル(gel)の研究をしています。
応募したきっかけ
知り合いのお母さんに紹介していただき、自分にとって良いチャンスと思い応募しました。
夏合宿に向けての意気込み
今回参加出来ることが本当に嬉しいです。第一線で活躍している先生方のお話を聞ける貴重な機会なので、たくさん吸収して自分の視野を広げたいです。そして「科学の芽」を伸ばし、今回の体験を将来の夢の為に役立てて「科学の花」をいっぱい咲かせられるようになりたいと思っています。
11期の仲間へ向けて一言
理科好きのみなさんに会えるのをとても楽しみにしています。お互いに切磋琢磨して成長し合える8日間にしていけたらと思っています。みなさんについていけるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!

出席番号20: 岸本 望実


夏合宿のまとめ

 私は創造性の育成塾で、自分の積極的ではないところと勉強不足に気が付きました。
 まず、先生方の講義のあとに質問する時間がありましたが、その時間に他の塾生たちはとても積極的に質問したり、私の全然気が付かないようなことをたくさん質問していましたが、私はあまり質問できませんでした。私は学校などにいる時でも、私がなにか言っても良いのだろうかとか、他の人に申し訳ないなとなにか行動するたび遠慮を理由にして積極的にやろうとしていませんでした。それに積極的に行動しようとして、失敗したら嫌だなと思ってやっていませんでした。でもそこで他の人が迷惑に思っていたとしても、質問したり行動することも結果的には私の経験値になるからとやる図太さも必要だと気付きました。そして失敗なんてものはなくて、失敗と言ってしまうようなものでも長期的にみると成功だったり、失敗とか成功とかはとても抽象的だから見方を変えれば成功なんだと思って行動しようと思います。
 例えば、その質問をしようか迷った時などでは「別に上手いことを言えなくてもひどいめにあう訳じゃない」や「ここで内容の無いことを言ってしまったとしても、次に質問するときに慣れていえるようになるから良い」などポジティブに考えて行動します。
 次に、自由時間の時などに一緒に雑談をしている時でも、私の知らないことを知っている人がたくさんいました。ほかにもグループで話し合いをする時でも「平方根の計算の仕方は知ってる?」と聞かれて中学三年生で習う予定の範囲の数学でしたが、知らなかったので「学校で習っていないから知らないけれど、なんで知っているの?」と答えたら「習っていないけど知っている」と言っていました。それを聞いて、確かに数学の本を読んでいれば必ずそれは出てくるし、私にも知る機会はいくらでもあったはずです。でも「学校の授業で習うから、別に今調べなくてもいいか」と思い、調べていませんでした。だから知らないことはすぐ調べるようにしたいし、いろんな本を読んだりして知識をつけていこうと思います。
 最後に創造性の育成塾の後、いろんなことが不思議に思えます。私は考えることが楽しいと思うし、これからも続けていきたいと思っています。そしていろんな疑問を調べるには、確実に大学に入ることが必要です。でも私は理科や数学などの好きな教科以外はあまり得意ではないし、それを改善しようと一生懸命に頑張っていませんでした。ですが他の教科も頑張らなければ疑問を解消することもできません。だから理科や数学の知識をつけるとともに今やるべき勉強も頑張っていきます。



自己紹介

出身地
自然が豊かで通学路に猿がでたり、学校のグラウンドにカモシカが来たりします。
好きな教科
理科・社会
苦手な教科
英語
部活や趣味(今まで続けてきた研究など)
部活は、人数が減り文化部が統合されたカルチャー部という部に入っています。音楽が好きで、プラスチック製のトロンボーンを吹いています。
応募したきっかけ
学校で先生が紹介していて、学校の友達とは理科などの話ができないのでもし参加できれば、楽しいだろうなと思って、応募しました。
夏合宿に向けての意気込み
これほど良い経験は、滅多にできないのでたくさん学び、活かしたいです。
11期の仲間へ向けて一言
よろしくお願いします。


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