【西村 惟・10期塾生】

こんにちは。10期生の西村 惟(ゆい)です。
今年取り組んだプロジェクトにおいて、2018未踏ジュニアスーパークリエータ認定をいただき、さらにLINE BOOT AWARDS 2018のグランプリ受賞したことを報告します。

未踏とは、経済産業省の外郭団体であるIPAが行っている、「ITを駆使してイノベーションを創出することのできる独創的なアイディア・技術を有する若い個人の発掘・育成を行う事業」です。
そのジュニア版(年齢17歳以下)が「未踏ジュニア」です。
未踏ジュニア:https://jr.mitou.org/

今年度の未踏ジュニアは、105件の応募中があり、12プロジェクト14人が採択されました。審査は、プロジェクトの提案書及びオンライン面接によって行われました。10名ほどのPM(プロジェクトマネージャー)が各々の基準で採択し、一律の基準はありません。僕は「Toubans! -LINEで設定・通知できる当番お知らせBot」というプロジェクトで、採択されました。

 

「Toubans!」プロジェクトを始めたきっかけは、僕のクラスの学校の掃除当番表です。
● 誰かが勝⼿に回す
● 保健委員が回し忘れる
● 保健委員が連絡を忘れる
といった問題があったため、その日の掃除当番をクラスのLINEグループに通知する「掃除Bot」を作りました。

 

 

これが学校で評判になり、他のクラスや部活向けにも作って欲しいと言われました。
より多くの人が使えるよう、誰もが簡単にLINE上で当番の内容を設定できるようなサービスを作ることにしました。
6月からほぼ週一回、専任の担当PMとオンラインミーティングを行い、技術的なアドバイスや資金援助を受けました。3回の合宿では他のプロジェクトのクリエイターやPMとの交流もあり、非常に良い刺激を受けました。
10/21にはサービスとしてリリースし、最終成果報告会にて発表しました。

さらに10月の最終成果報告会での発表を受け、特に良かった6つのプロジェクトとして、スーパークリエイター認定されました。

 

 

このプロダクトは、LINE BOOT AWARDS 2018にも応募しました。LINE BOOT AWARDSは、LINEのBotやLINE Clova(スマートスピーカー)のスキルを対象としたコンテストです。
LINE BOOT AWARDS: https://www.line-community.me/awards/

1125件もの応募作品の中から、23チームがファイナルに進出。
ファイナルは11/10にLINE本社で開催されました。午前中の展示審査を突破してプレゼンに進みました。

 

 

 

プレゼンの結果、僕のToubans!は学生賞とグランプリを受賞することが出来ました!!!

 

今回のプロジェクトは、学校の掃除当番表を眺めていた時のふとした思い付きから始まりました。その思いつきを形に変えたことですべてが動き出しました。
「迷ったらやる」。実行が何よりも大切だと実感しました。