僕が育成塾に来て、一番創造性について考えられたのは、川口先生の講義です。
僕は化学が好きなので、川口先生の宇宙開発とは少し分野が違いますが、「はやぶさ」はそれでも難しいと分かるようなプロジェクトであると知りました。これこそ僕がこの塾で学ぶべきだと思っている創造性です。
そもそも創造性とは、僕なりの解釈だと、今までこの世になかった物を造り出すことです。そのため、他人が無謀だとあきらめるようなことをしなければならないと思っています。
川口先生も同じでした。はじめのプロジェクトはアメリカのNASAにとられてしまったため、こんどはアメリカの思いつかないことをやろうということで、「はやぶさ」のプロジェクトが生まれたということでした。僕もそれ見習って、他人の思いつかないようなこと、そして、他人が挑戦したがらないことに積極的に挑戦して大きな発見ができたらいいなと思っています。
僕の夢は、まず一つは化学者になること、そしてもう一つは、ノーベル賞を取ることです。化学者になるという夢は前から持っていた夢でしたが、ノーベル賞を取るという夢は育成塾に来てからできた夢です。僕が知っているだけでも、この育成塾に来ている人でノーベル賞をとりたいといっている人を僕は何人も知っています。ぼくはその人たちよりも知識や技術は下かもしれません。しかし忍耐や努力、そしてこの塾で学んだ創造性を持ってノーベル賞をとれたらいいなと思います。
6期塾生 2番 綾部弘基
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