『創造性の育成塾』から学んだこと
(後半のまとめ)
№34 矢田部裕貴
「国とかコミュニティというのは同じニュースを見ている人の集まりである。」これは僕が最も印象に残った鈴木寛先生の授業中の言葉です。
この言葉を聴き、それならば今のように他の地域の多くの情報を得られるようになったのならば、国境というのはもう無いに等しいのではないか、と思いました。
また、他の先生方も仰っていた事なのですが、根岸先生の「若者よ、海外に出よ」という言葉に代表されるように、これからは積極的に海外へ出て世界の人々と協力し、且つ競っていくことが必要だと思います。
さらに鈴木先生は、マンハッタン計画はインターネットを生み出し、世界に情報を発信するきっかけになるなど科学技術の進歩をもたらしたが、一方、政治が科学に悪い影響を及ぼし歯止めが利かなくなり、実行されてしまったことも教えてくれました。マンハッタン計画のように、政治が科学に悪い影響を及ぼす出来事を起こさないために、これまでの社会の中の文系、理系という枠組みを取り払い、相互に協力しあっていくことが必要だと感じました。
そのためには、鈴木先生が仰ったように、多くの考え方を持つ人達とネットワークを作り、情報を交換し合いながら協力できる環境が大切だと思います。僕は仲間を作り、知識を選り好みせず吸収していきたいです。
また、この創造性の育成塾で学んだ理科の知識や勉強に対する熱意や態度を胸に、文系、理系の掛け橋の一翼を担えるような人材に成長していきたいと思いました。
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