NPOネットジャーナリスト協会 創造性の育成塾 夏合宿2011

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出席番号 40

脇山 拓也(わきやま たくや)

 

 

  

40番 宮崎大学付属中学校 脇山拓也

僕がこの「創造性の育成塾」に参加するにあたって最も楽しみにしていたのは、ノーベル化学賞受賞者である、根岸栄一先生の講義です。なぜなら、ノーベル賞を受賞されたのもそうですが、クロスカップリングというのはどういうものなのか、それを発見されるまでにどのようなことがあったのかということを、もっと詳しく知りたかったからです。
根岸先生は、僕にとってたくさんの大切なことを教えてくださいました。ノーベル賞は1千万分の1の確率だが、10の7乗分の1と考えると、7つの階段を登れば可能だということ、「エターナル オプティミズム」―失敗があっても、こうやったら失敗するということを発見したのであって、それは失敗ではないことなど、たくさんのことを学びました。
また、根岸先生の講義の他に、心に深く残っていることがあります。それは、富士山自然観察です。天気はあいにくの曇りでしたが、カラマツなどをはじめとする雄大な大自然、大噴火のために出てきた溶岩の上にも草が芽吹く、その生命力に圧倒されました。その富士山の大自然に向かって何回カメラを向けたかわかりません。
富士山では、風穴にも入りました。予想以上に寒く、氷がまるで生き物のように佇んでいる様を見て、
僕は感動しました。
この他にも、心に残るたくさんのご講義・講話がありました。7年間、大きな傷を負いながらも、小惑星イトカワへの往復宇宙飛行を果たした探査機「はやぶさ」について話してくださった川口先生、超伝導を活用した未来の世界について説明してくださった北澤先生、「創造」という話から、理系と文系は、これからは協力していくべきだとおっしゃった鈴木先生など、忘れることのできない講話や講義ばかりです。
僕は、この「創造性の育成塾」で培った知識や体験を今後の人生に活かし、自分の夢に向かって、大きな一歩を踏み出していきたいと思います。

 

 

 

 

 

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