NPOネットジャーナリスト協会 創造性の育成塾 夏合宿2011

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出席番号 12

後藤 佑彰 (ごとう ゆうき)

 

 

  

 私は、特に印象に残った授業が三つありました。
  一つめは北澤先生の超電導のお話です。
  授業が進む内に改めて“これはすごい発見だ”と思うようになりました。超電導とは、冷却した超電導体で電気抵抗がほぼゼロになる現象のことです。ロスが無いという事は、この現象をうまく利用すれば、世界中で無駄のない電気のやりとりが可能になると思いました。そうすれば地球温暖化を食い止められるかも知れません。
  二つめは、川口先生のお話です。先生は「はやぶさ」の打ち上げから回収まで全ての計画をたてられたのだそうです。地球へ帰る途中「はやぶさ」からの応答が途絶えた時、先生方はあらゆる可能性を考えつくし、まさに起死回生のための信号を送り続けられたのです。私は先生達の“必ずよみがえらせる”という信念なくして「はやぶさ」の成功はあり得なかったと思い、“決してあきらめない姿勢”に感動しました。私自身は面倒なことを投げ出すこともあるので、最後まであきらめずにやりぬくようにしたいと思います。
  三つめは、根岸先生のお話です。先生は、クロスカップリングについて研究され、“途中で何度も挫折しかけた”そうですが、考えられるだけの原子で繰り返し実験をなさってついにノーベル賞を受賞なさいました。私はこのお話からも“決してあきらめない姿勢”の重要さを汲み取りました。
  この9日間で私が学んだことは、“決してあきらめない姿勢”です。一方で、物事は始めてみなければその本当のことは何も解りません。食わず嫌いが勿体無い、と言われるのと同じかもしれません。何事も先ずは広く挑戦し、自分自身でよく味見して、本当に自分のやりたいことを見つけるのが先決なのでしょう。いろいろ積極的に体験し、本当に興味のある課題を見つけて“あきらめないで取り組む”ことが大事、そう考えるようになりました。 貴重な経験をどうもありがとうございました。

 

 

 

 

 

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