NPOネットジャーナリスト協会 創造性の育成塾 夏合宿2011

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出席番号 5

岩岡 水天(いわおか みてん)

 

 

  

 自分は、この「創造性の育成塾」に来て、本当によかったと思います。
  ノーベル化学賞受賞者である根岸英一先生の、自分のやる気を奮い起こすような、すばらしい講演がありました。「はやぶさ」プロジェクトマネージャーである川口淳一郎先生の、小惑星探査から地球の生命の起源に迫っていこうとする心躍るような講義がありました。
  また、他では絶対にできないような実験の数々や、日本を本気で立て直そうとする先生方のお話、地球の未来のためのお話など、ここに来ていなければ、本当に出会うことがなかったであろう、貴重で、本当に素晴らしい数々の体験をさせていただくことができました。
そして、それらの中でも、これから自分が一番大事にしていきたいもの、それは、自分の中に芽生えかけている「科学の眼」です。ある実験授業で、「私には空気中を飛び回る酸素の分子が見える!」と言った先生がいました。それはつまり、「想像力」というとても高性能な顕微鏡であるそうです。そしてそれは、どんなに遠くでも見える望遠鏡であり、またどんな大きな仮説でも証明することのできる巨大な実験場でもあるのでしょう。
  もちろん、まだまだ未熟な自分にはとてもそんな事はできません。しかし、それがどういう事かは、少しずつわかるようになってきた気がします。
  例えば自分は、原子、分子の存在は知っていました。しかし、それはどこか遠い世界の話ででもあるかのように感じていました。
  しかし、それは違ったのです。この宇宙のすべては、たった100種と少しの物質でできていたのです。それを初めて実感できたとき、正に自分の目の前の世界が開けたような気がしました。
  自分は、この「目」をもっと高性能にしていきたいと思います。そして、この「想像力」‐考える力‐を、いつの日か「創造力」‐創りだす力‐に進化させていきたいと思います。

6期塾生 5番 岩岡水天

 

 

 

 

 

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