私が創造性の育成塾に参加したいと思った理由は、「世界に貢献できる科学者になる」という将来の夢をかなえるために、とても参考になると思ったからです。
実際に参加して私は、とても大きな感動を与えられました。普通に生活をしていたら絶対に生で聞くことのできない、ノーベル化学賞を受賞された根岸先生や、JAXAのはやぶさ担当の川口先生、その他にも、物理、生物、政治などの様々な分野の講義を聞くことができました。また、普段の学校の授業で聞いたり、本で読んだりしかしたことの無いことが、実際に目の前で起こったり、自分の手で触ったりすることができたことも、自分にとってとても大きな経験となりました。
その中でも特に、これからの時期の積み重ねが大切だ、と言う根岸先生の話や、何度トラブルにあってもあきらめなかった「はやぶさ」についての川口先生の話、超伝導の不思議な世界の体験と、それを応用したリニアモーターカーの見学、さらにはその技術をもっと応用すれば、宇宙エレベーター完成するかもしれない、と言う話が印象に残りました。
沢山の講義・講話を聞く中で私は、「何年も積み重ねた『努力』が自分を導いてくれた」というような思い、「君たちにも同じように頑張ってほしい」という期待を感じました。
また、大きな夢や目標を持って、考えを実行に移すことだ、という話を沢山聞き、「科学は目的があって成り立つ」ということの大切さを教わりました。他にも、世界へ出ろ、という話をされた先生も多くいました。
七日間の授業を終え、私は沢山のことを学びました。中には、理科に関係が無いように思えるものもありましたが、「学問はどこかでつながっている」という話を聞き、大きな衝撃を受けました。合宿は終わってしまいましたが、これからも世界中に期待されるような人材になることを目指して頑張っていきます。
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