第6回「創造性の育成塾」まとめ
7番 内山 空
長いと思っていた8日間は、終わってみるとあっと言う間でした。
次々と体験する講義や実験は、とてもおもしろく、毎日がドキドキの連続でした。
中でも一番印象的だったのは超伝導の実験でした。目の前で浮き上がる磁石を実際に見て、さわって、とても興奮しました。「新しい創造」それが科学なのだと思いました。けれどもそこに到達するためには、まずは既知の事実を広くしっかり学習すること、たくさん考えること、疑問点があればとことん調べてみること、できるかぎり実際に体験してみること、柔軟に様々な視点から観察する目を持つこと、時には常識でさえも疑ってみるといったことが大切なのだということを教わりました。
また初めての富士山散策も思い出に残りました。強風の影響で枝の伸び方が変わった木を見ました。風穴の中にも入りました。そこは昔天然の冷蔵庫として使われていたそうです。今回の合宿で、人間の発見がもたらす科学の力もすばらしいと思いましたが、一方で、自然の力の雄大さ偉大さも感じました。環境を大切にし、自然と共に共存していく謙虚さも必要であると感じました。
今回の合宿では非常にたくさんの事を学ぶことができ、とても充実した8日間でした。まだまだ知らない世界がたくさんあるのだと思いました。ここで吸収することができた知識は大切な財産ですが、このまま立ち止まっていては、その知識が増えることはないので、学校に戻ってからもしっかりと勉強を続けて行きたいと思います。そして、その先にあるノーベル賞への道を切り開いていきたいと思います。
最後になりましたが、講義をしてくださった先生方、この素晴らしい合宿を支えてくださったスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
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