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出席番号 13
近藤 桂(こんどう けい)
私がこの9日で学んだことは、まずはやはり「科学」のことです。根岸先生の誰も想像しなかった、有機化学に革命まで起こしたほどの≪クロスカップリング≫のお話。川口先生の七年間にも及んだ≪はやぶさのイトカワ探査≫のお話。北澤先生の≪まさつのない磁石との不思議な世界≫の実験。本間先生の≪μの大きさの試験管≫のお話など、私の未知の世界への貴重な体験をさせていただきました。又、科学だけでなく「社会」についても学ばせていただきました。鈴木先生の≪戦争がきっかけで発展した技術≫のお話。小宮山先生の≪無駄をなくし要らなくなった分だけつくる≫という考え方などが印象的でした。そして、一番に学んだことは「これからについて」ということでした。これからの未来、これからの人生について沢山考えることができました。『知っていたり覚えていたりすることを応用し、役に立てよう』ということは、今まで思っていてもなかなか行動をせずにいた私の背中を押してくれた言葉でした。『自発的に学び、自分で選択をしよう』ということはだれかに全てを頼ってはならないと自分に強く言い聞かせるきっかけとなりました。『セレンデピティ:一生懸命やっていたら思いもよらぬことが起きる』ということは2年前に聞いた時よりも心にずっしりと響きました。その他にも『エターナルオプティミズム:永遠の楽天主義』や『誰もやったことのない、新しいことへのチャレンジ』など、充実した9日間を過ごせました。 自分は世界中のレベルで考えたら、大人になっても小さな人間の一人にしかならないと思います。それでも、自分で「大きな人間になれたな」という自信を持てるくらい努力をしよう、という目標がこの塾に来てできました。それは、ささやかですが私にとっては大きな一歩となりました。 創造性の育成塾に参加できたことにとても感謝しています。そして、陰から支えてくださった方々に、講義・実験をしてくださった先生方いも感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。 6期塾生 13番 近藤桂 |