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出席番号 19
高橋美百(たかはし みも)
創造性の育成塾 発表原稿 19番 高橋美百 「一体どう表現すればよいのだろう。」私はここへ来てからそう悩む回数が増えました。来る前はコミュニケーションをとること、人に伝えることが大事だと思っていず、「わかんないならいいや。」といつも言っていました。でも、ここに来ていろんな先生方の講義を聞くうちに「自分は間違っていたのだろうなぁ。」と思い、いろんな人とどのような方法であってもとことんコミュニケーションをとることが大事であると感じました。これからは、意見が異なる人や異文化圏の人を含めたあらゆる人間と積極的にコミュニケーションをとっていきたいです。 私が授業から学んだことについて話します。前半の川口先生は「学びから脱皮」とおっしゃいました。学んだものではオリジナルをつくれないのだそうです。確かにそうだと思います。学んだ知識がなければ何も始まりませんが、教わったことだけでは新しい発想はできないでしょう。自分の発想にスペシャルな引き出しをつくり、その中で自分のオリジナルを描き、育てていくことで新しい世界、より広い世界をみることができるはずです。 後半の小宮山先生は「20世紀と21世紀ではがらっと変わる。」とおっしゃいました。この言葉を聞いて私は一瞬で話にひきこまれました。先生は「20世紀はエネルギー供給を増やしての経済成長であり、21世紀は使い方・作り方を工夫し、エネルギー消費を減らしての経済成長だ。」とおっしゃいました。確かにエネルギー消費量は減らすべきだと考えました。また「損をする人が反対する。」ともおっしゃっていましたが、これについて私は正しいかどうかよくわかりませんでした。なぜなら少なくとも私は正しいことは損をしても正しいと言うべきだと思ったからです。しかし反対する側の人は自分が言いたいことを整理せずに話す人が多いと思うので、その人を説得しようとしても成功しにくいのだと思いました。それでも私はそのようなことをうやむやにせず、人の意見をきいたら自分の意見も言うようにし、どちらが正しいのかわかるまで話を続けたいと思いました。 結論になりますが、私は育成塾に参加して学習は自分のものであると考えました。自分の好きに考えたり、足りないところを補うために教わったり、自信を持って行動をおこすことで私は今より一歩くらい前に進むことができると思います。 最後に、ここで学んだことを心にしっかりと刻み込み、今後の学習にきちんと活かして、育成塾に講師として来てくださった先生方のように、人間として立派で教養のある素敵な大人になれるように頑張ろうと思います。 |