2011年8月15日
37小石川中等教育学校 横山 隼也
僕は初め創造性の育成塾に将来理科分野で活躍するための創造性だけを学びに来たつもりでいました。でも、先生方の話を聞くことで、他にもたくさんのことを学ぶことができました。
まず、すべての学問には強いつながりがあり、すべての基礎を固め精通していないと広い考え方ができないということです。広い考え方ができないというのは、1つの教科からみた考え方しかできないということです。今世界にある教科は昔の人たちが長年考え抜いてきたものです。ということは、人間が容易に思いつくようなことは出尽くしています。今までにだれも考えたことのないようなことを思いつくためには、広い知識を持っていたほうが有利なのです。
先生方の話を聞き、1番心を撃たれたのは「世界一じゃないと駄目なんです。」ということばでした。僕には、この言葉ほど奥が深いものはそうざらにはないように感じられました。世界一になるためには、まずなろうという意識が人の何倍もなければなりません。でも、いくらなりたくても人の真似ばかりをしていてはいつまでたってもトップに立つことは出来ないのです。でも、真似をしない場合、いくら安全性が保証されていてもリスクが高くなってしまいます。リスクが高いということはお金がかかるということにも直結するので、国に頼る形になります。しかし、今の日本には900兆円以上の借金があります。つまり、今の日本で世界のトップに立つのは難しいのです。現に、はやぶさは計画した時はトップだったはずのことが予算の差のせいでいくつかNASAに先を越されています。でも、はやぶさは世界一になりました。そこには世界一への執念と努力がありました。
僕はこの合宿を通して、基礎を固め、努力と執念でがんばることの強さを学びました。これらを使い、夢へと近づいていきたいです。
以上